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身近な体験から、高齢者・障害者にやさしい福祉器具を開発
勝沼陸送株式会社 平成17年
企業概要
 昭和33年に創業、山梨県の特産果物である「葡萄」「桃」「ワイン」等の宅配便の集荷を営んでいる。また、集荷事業の季節による繁閑差に対応するためもあって新商品の開発に取り組み、平成14年に、ワイン・酒容器として積み重ね可能な陶器製品「アートボトル」と「小鉢」を開発し、その製造・販売を行なっている。

 今般、新商品として、障害者にやさしい、使い易い福祉器具を開発した。日頃身近に接している、身体に障害をもつ前経営者の立場から、次のように独特の配慮で設計されており、NPO法人からも支持を得ながら商品化・事業化が進められている。

 ○車椅子⇒病気や事故等により片方の腕しか動かすことができない人でも、麻痺している側のブレーキも容易にロックして利かせることができる折り畳み式車椅子

 ○杖⇒従来の四点杖の難点を解消し、立ち上がり後はワンタッチで足を収納し一本足になる杖
福祉器具
写真一覧

支援内容
 元代表経営者の身障者としての経験をもとに開発した福祉機器について、商品化・事業化に向けて様々な情報提供を行なうとともに、折々の相談に応えアドバイスを行なった。

 また、平成17年度第1回事業可能性評価委員会に諮って事業の評価を受け、主に販路開拓に関して専門家(ビジネスコーディネーター)を派遣し、新分野への進出という観点から具体的な展開について支援した。

企業者の声
代表取締役
小宮山悦子夫妻
 元経営者が、3年前に脳卒中の後遺症で突然障害者となり、リハビリを重ねるうちに、今まで福祉器具には障害者に不便な点が多数あることに気づき、障害者の立場から使い易い福祉器具を発想しました。

 これらを何とか商品化し、障害者のお役に立ちたいと、やまなし産業支援機構・中小企業支援センターを訪れたところ、素人の私たちに熱心に耳を傾け、色々な支援制度をアドバイスしてくださり、また、専門家も派遣して商品化に向けて道を開いていただいて感謝しております。

担当者の声
 配送業関係から福祉関係へというまったくの異分野への進出支援となりました。取り組む企業の熱意もあり、特に元経営者の経験からの福祉機器開発がきっかけとなって、当支援センターでアドバイザー派遣、事業可能性評価などの支援を行なってきました。

企業基本データ
代表 代表取締役 小宮山悦子
住所 山梨県山梨市歌田37
電話 0553-22-5251
e-mail katunuma@beige.ocn.ne.jp
URL http://www3.ocn.ne.jp/~katunuma/
従業員 28名
業種 陸運業、製造業
主要製品 果物等宅配便集荷、福祉機器開発企画販売

提携に関する情報
 福祉器具の商品化について、現在企業を募集していますのでお気軽に声をかけてください。