HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
独自の「植物遺伝子」解析技術によるトータルソリューションを提供
株式会社インプランタイノベーションズ 平成17年
企業概要
 当社は、理化学研究所ゲノム科学総合研究センター植物ゲノム機能情報研究グループ植物変異探索研究チームの研究成果を基本技術として、平成15年3月に(株)サイメデイアと理化学研究所の研究者が共同で設立した、国内では3社目の植物に特化したバイオベンチャー企業である。

 高根社長は、平成9年に愛媛大学大学院を修了した農学博士で、農水省の農業生物資源研究所を経て、サイメデイアより理化学研究所に出向。そこで当社の遺伝子技術の礎を築き上げ、今は社長として技術と経営の両面を牽引している。

 現在、植物遺伝子の機能解明や有用遺伝子の探索に従事している研究者や企業に対して、研究過程で生じる様々な技術的問題を解決するための「研究受託解析サービス」を提供している。高速遺伝子マッピング法など理研の特許技術や独自のノウハウによって、従来に比べて格段に短い時間での分析を可能にしている。

 更に、当社は、「新規手法を用いた植物遺伝子特許の獲得」と、それを用いた「特定の形質を持った新たな植物の開発、販売」を目指している。これらの事業を順次展開していくために、新技術の開発・習得や、他社との連携を視野に入れた柔軟な対応と幅広い事業展開を、今後の課題としている。

 将来的には、「世界的な食糧不足を回避する」ための研究支援をまで視野に入れた事業展開を考えているが、植物を通じた地域産業の活性化や新規雇用創出に貢献する、地域密着型のバイオベンチャーとして成長していきたいとの抱負を持っている。
実験用植物の栽培

支援内容
 平成16年度、新事業の実現の可能性を評価し支援する「ビジネス可能性評価事業」において、「新規植物バイオ技術を用いたアグリビジネス」をテーマとして、「事業可能性大(A評価)」と評価された。

 この評価を受け、平成17年度に、[1]「新商品・新技術開発等販路開拓助成金(神奈川中小企業センター)」並びに、[2]「特定産業集積活性化事業補助金(神奈川県)」を受け、事業の実現化に取り組んでいる。

 また、「収穫や有効成分などを増加させるために必要なトウモロコシ遺伝子を、網羅的かつ短期間で単離するために有効な研究ツールの開発」をテーマにして、平成17年度「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち事業化支援事業の助成対象事業(中小企業基盤整備機構)」に認定され、新たな分野の開拓に向け飛躍を試みている。

企業者の声
代表取締役
高根健一氏
 「ビジネス可能性評価」にあっては、当社の事業計画面での甘さや改善すべき点を、技術、販路、資金調達等の様々な角度から指摘をいただき、今後の方向性が明確に整理できた。また、「助成金」や「補助金」の申請時には、専門的な記述を一般向けに分かり易くする指導を受け、所期の支援を受けることができた。

担当者の声
 大学や大企業の研究部門から大型の分析依頼を受けるようになり、事業も軌道に乗り始めたと聞いています。時代の流れに沿った事業内容であり、ハイテク先行企業として大成していくものと期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 高根健一
住所 神奈川県横浜市鶴見区小野町75-1 LVP(リーディングベンチャープラザ)506
電話 045-500-0538
e-mail in3@inplanta.jp
URL http://www.inplanta.jp
従業員 6名
業種 サービス業
主要製品 植物遺伝子受託解析サービス(高速遺伝子マッピング、フォックスハンティングシステム)、植物遺伝子特許ビジネス

提携に関する情報
 遺伝子改変技術を用いた植物の改変、新植物の作成を研究・開発している企業との技術提携を希望している。