HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
噛まずに、そのまま食べられる納豆「噛マなっとう」を開発
株式会社三浦商店 平成17年
企業概要
 当社は、昭和27年に創業した納豆製造業者で、現社長は二代目である。創業者(現社長実父)は宮城県出身で、当地館山に越してきた時に、宮城県で食べていた美味しい納豆を千葉県でも食べたいという思いから、納豆屋を始めた。現在では、出身地の名を付けた「仙台納豆」や千葉県の名産品の名を付けた「びわ納豆」等、商品数も15種類を数える。

 納豆製造業界は大手メーカーの寡占化が進むほか、価格競争も激しく、現在、中小業者は全国で約280社、千葉県内では5社しか残っていない。当社が顧客に喜ばれ、今も支持されている理由は、大手メーカーとの差別化を図る商品づくりにある。

 社長も息子の常務夫婦も東京農業大学の卒業生で、大学で学んだ知識を活かした商品開発を行なっており、その成果として血栓を溶かすリノール酸エチルを配合した納豆などを開発している。こうした、専門知識を活かした商品が、消費者に受け入れられている。

 今回の納豆をミンチ状にした「噛マなっとう」は、咀嚼力(そしゃくりょく:噛む力)の弱い乳幼児や高齢者等にも納豆を食べやすくした商品開発であり、現在、県内南総地区を中心とした病院や介護施設等に個別販売しており、好評を得ている。
納豆をミンチ状にした「噛マなっとう」

支援内容
 平成16年度専門家派遣制度を活用し、地元の有名醤油メーカーに永年勤務し、研究開発部門に携わっていた中小企業診断士を派遣した。診断助言内容は次のとおりである。

 [1]製造特許・商標の先行技術調査

 [2]新商品にふさわしいネーミングを商標登録するための助言

 [3]原材料・製品に係わる品質管理、売価設定等コスト管理、適正な作業を実施する生産管理への助言

 [4]販売方法等の助言

企業者の声
代表取締役
三浦英喜氏(左)
常務取締役
三浦祥範氏(右)
 当社は、設立後半世紀を迎えました。今後は100年継続を目標に、新商品の開発に努め、美味しく健康的な納豆の製造販売に努力していきます。品質管理・作業管理等の専門的なアドバイスを受けて有意義でした。

担当者の声
 大手メーカーの寡占化が進む厳しい納豆業界の中で、家族一丸となって新商品開発等、努力している企業です。

 今後はホームページ開設により、販売強化を図ることを期待します。

企業基本データ
代表 代表取締役 三浦英喜
住所 本社:千葉県館山市長須賀135
工場:千葉県館山市正木565-2
電話 0470-20-5322
e-mail nattoya@basil.ocn.ne.jp
URL http://bussan.awa.or.jp/shohinlist.php3?i_no=1005
従業員 15名
業種 食料品製造業
主要製品 納豆