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親企業の工場閉鎖に伴う経営危機を取引あっせんで脱却!
千葉精密株式会社 平成17年
企業概要
 当社は昭和53年10月に硝子用金型専門メーカーとして創業した。それ以来テレビブラウン管用の硝子金型の専業メーカーとして約25年間、製造・販売を行ってきた。しかし、発注先の工場閉鎖や技術革新などによりブラウン管の需要が激減し、事業転換を迫られた。

 そこで、これまで培ってきた曲面加工や難削材加工技術に活路を開き、自動車関係部品、航空関係部品、半導体用部品、各種金型等の発注企業開拓に成功した。新規取引先を探す中で、当センターの取引振興事業のあっせん制度を御利用いただき、新規取引・事業転換に役立つことができた。決め手になったのは、同時五軸加工のマシニングセンターである。現在、大型を含めて15台所有し、中型の精密部品の切削加工をメインに行っている。

 こうした高い技術力を裏付けに、平成13年6月にはISO9001を取得し、取引企業に対する信用を増している。

 また、部品加工に止まらず、3D-CADのオペレーター育成支援やモデリング支援、3Dモデル作成のための人材派遣サービスといった当社のコア技術そのものを「商品化」することにも成功している。
マシニングセンター
写真一覧

支援内容
 当社はもともとテレビブラウン管の硝子用金型の専門メーカーであったが、それまで受注のほぼ十割を占めていた発注先が工場閉鎖を行い、受注が全く無くなってしまった。そこで、取引振興事業のあっせん制度を利用して、新規取引先を探すことにした。

 現在までの当センターによるあっせん企業数は40社であり、うち13社と取引が成立した。

 取引アドバイザーや職員の継続的な取引あっせんにより、当初は受注減で赤字であった経営内容も、徐々に新規取引先を増やして経営危機を脱却した。現在は仕事は忙しいとの事である。

 かつて取引先を1社に絞っていたために経営に大きな影響が及んだ教訓を踏まえて、今は複数の業者と取引することによって黒字を定着させるよう努力している。取引はリピートオーダーになるよう努力し、それが低コストにつながっている。そのためにはお客様に満足して頂く製品を作ることが大切だと考えている。

企業者の声
代表取締役
下川洋史氏
 当社ではブラウン管用硝子金型で培った技術をベースに、最新鋭の設備機械、ソフトウェアを駆使して、金型、鋳物部品、精密部品、航空機用部品、難削材等の加工を行っております。品質最優先の経営と、お客様に満足していただく製品作りを心がけております。

担当者の声
 工場は陸上自衛隊習志野駐屯地に隣接している。新規取引に積極的な企業で、経営も事業転換後堅調である。高い技術力を持っており、今後の発展に期待している。

企業基本データ
代表 下川 洋史
住所 千葉県船橋市習志野4-14-2
電話 047-466-6440
e-mail shimokawa@chibaseimitsu.co.jp
URL http://www.chibaseimitsu.co.jp/
従業員 30名
業種 一般機械器具
主要製品 金型、鋳物部品、精密部品、航空機用部品、難削材等の加工品