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授業支援ソフト・地理情報システムなどで学校教育を支える
株式会社ユーキャン 平成17年
企業概要
 社名には、「Utsunomiya Community Area Network」「Universal Community Action Network」そして「You Can」の3つの意味が込められている。大手家電メーカーを経て地域ソフトウェアセンターに勤務していた山田社長が、地域情報化の推進に役立ちたいとの思いのもと、2000年12月に設立した。現在、とちぎ産業交流センターの研究開発室(インキュベート室)に入居し、ローカルな企業がグローバルな活動を行なう「グローカル」企業を目指している。

 業務内容は、学校支援、医療IT(情報技術)化、PC(パソコン)・IT研修、経営およびITコンサルティング、ITソリューション・システム開発である。特に、学校支援では、パソコンを使った授業の促進、教育ネットワークの構築、教育情報化のための情報収集・提供などに注力している。また、医療分野では、電子カルテ、ORCA(レセプト作成ソフト)など、医療現場のIT化にも熱心である。

 当社が開発に取り組んだ代表的なものが、授業支援ソフトと地理情報システムである。授業支援ソフトは、地域を学ぶための授業計画・教材提供ソフトで、教師がパソコン上で生徒の学習状況を把握しつつ個別指導できるようになっている。試作モデルとして「地酒」をテーマにしたコンテンツで授業計画を作成し、それをもとに地元の中学校で授業が行なわれた。地理情報システムは、地図や統計データなどを組み合わせたもので、防災や教育などに活用できる。集中豪雨を想定した洪水のシミュレーションや、歴史の舞台を当時の様子で再現することなどが可能である。

 「地域情報化が私達の使命」との創業の思いは、学校現場での情報化支援という形で具現化されつつあり、今後のさらなる展開が期待される。
授業支援ソフト
「地酒」をテーマにしたコンテンツ
拡大図
写真一覧

支援内容
 主に研究開発に係る資金調達面を中心に支援してきた。国や県の各種補助金や融資制度を紹介し、実現に向けて必要なアドバイスを行なった。栃木県産業振興センターの「地域産業創生事業」、栃木県の「ものづくり技術強化補助金」などを紹介し、申請に際しての事業計画策定の支援、ヒアリングに際してのアドバイスなどを実施した。

 当社は「栃木県における優れた特産品である地酒をテーマとする学校教育でのコンピュータを活用した授業計画・教材の試作開発」のテーマで「地域産業創生事業」に、また、「地域の利用者主導型地理情報システム開発および事業モデルの研究開発」のテーマで「ものづくり技術強化補助金」に採択され、研究開発が進んでいる。

企業者の声
 ベンチャー企業にとって開発に要する資金の捻出は非常に頭の痛い問題でしたが、各種の補助金を利用することにより開発につなげることができました。栃木県産業振興センターには、各種補助制度の紹介から申請にいたるまで幅広く支援していただき、感謝しています。

担当者の声
 当社は、地理情報システムとその応用製品により、栃木県フロンティア企業(独自の優れた技術や製品を有する企業)に認証されています。今後、教育分野を起点として、さらなる事業展開を進めていくことが期待されます。

企業基本データ
代表 社長 山田義治
住所 栃木県宇都宮市刈沼町369-1 とちぎ産業交流センター303・304号
電話 028-670-3088
e-mail info@ucan-ltd.co.jp
URL http://www.ucan-ltd.co.jp
従業員 13名
業種 情報通信サービス業
主要製品 IT教育指導、ソフトウェア開発、ITコンサルティング