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パソコンに簡単に後付けできるカメラ方式タッチパネルを開発
株式会社シロク 平成17年
企業概要
 当社は、小川社長が斬新なカメラ方式タッチパネルの開発に成功し、平成13年2月につくば市に設立した。四六のガマが社名の由来と言う。平成15年5月より、県のインキュベーション施設を活用している。

 カメラ方式は、タッチ画面の上部からカメラでタッチする指の像を検出するもので、解析精度が高く軽いタッチで直感的に入力でき、従来の釦(ボタン)式のようなタッチパネルの応用分野を超えた、新しいタッチシステムを可能にする。現在、12インチから220インチまで、各種サイズのものを出荷している。

 今般、もともと大きなサイズのものは競合がなく独壇場であるが、更にインタラクティブ・コンテンツのクリエータ達が手元で使える小型のものを手頃な価格で提供するために、新製品の開発に取り組んだ。

 その結果、17インチ液晶モニターやノートパソコンなど15機種に、かぶせるだけで後付けできる「Xiroku・Touch」を商品化した。Webサイトでテスト販売を行なっているが、個人だけでなく学校や業務用にまとまった数の商談もあり、手応えを感じている。

 当社では、コンピュータの入力機器、特に最先端のセンサー技術を活かしたヒューマン・インターフェースの分野で、今後も新しいコンピュータの操作方法を開発・提案して行く方針である。このような開発指向のベンチャーが市場を切り開く原動力は、成功期待感ではなく、願望を動機とした商品開発を意識することであると考えて取り組んでいる。
タッチパネル
写真一覧

支援内容
 当社のタッチパネルは、従前から大型ディスプレイの分野では他社に比し圧倒的に優位にあるが、その製造はすべて提携外注先に頼っていた。新たにパソコン用の小形モニター・ディスプレイへの応用展開を図るには、市場価格、信頼性、デザインなどを追究するうえで、製造技術・量産技術を勘案した製品設計が必須の条件となり、これらに関して専門家の支援を必要としていた。

 そこで、専門家派遣制度を活用し、製造技術・量産技術に詳しいVE(ヴァリュー・エンジニアリング)の専門家を派遣し、開発課題の摘出と解決を進めた。その結果、当初の製造原価目標を達成することができ、また、将来の製品開発計画への展望をもつことができた。

企業者の声
代表取締役
小川保二氏
 量販店で販売できる自社商品を作りたかったが、タッチパネルのフレーム部分のコストが問題となっていた。そこで、VE専門家の派遣をお願いした。

 本支援では、最初に願望指向の中期事業計画を立てて、それを実現するための短期的な課題に対して具体的VE提案を行なうといった手順を経たので、当初の目標を達成した以外に、見通しのよい経営ができるようになったことが、とても良かった。

担当者の声
 当社側、専門家とも熱心に努力されたので、比較的短期間に当初目標を凌ぐほどの製品を開発できました。その意欲、熱意、努力に敬意を表するとともに、今後の発展を期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 小川保二
住所 茨城県つくば市千現2-1-6 つくば創業プラザ107号
電話 029-849-5200
e-mail sales@xiroku.com
URL http://www.xiroku.com/
従業員 6名
業種 コンピュータ周辺機器製造業
主要製品 カメラ方式タッチパネル