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電子部品製造業から、輸送用機械製造業に転換
自動車用ワゴンシート製作あっせん支援
有限会社トウセーエレクトロン 平成17年
企業概要
 当社は「地域の密着した企業」を基本方針に、昭和56年創業以来、音響磁器ヘッド加工から小型モーター・ワイヤーハーネス、ヘルスメーター組立と各種電子部品製造に携わってきた。しかし、大手企業の生産拠点の海外シフトが加速化するにつれ、国内電子部品の量産品受注が激減、今後の受注環境も厳しさが予想されたことから事業の見直しを迫られた。

 企業存続と従業員の雇用を守るために、新たな設備投資をしても業種転換をしたいというトップの強い意志のもとで、自動車用シート分野に転換を決意。支援センターの支援等により、自動車用シート企業の協力工場に決まり、平成17年2月から県内自動車用シート企業の出向実習(縫製加工)に出向き、5月連休後から自工場で本格的に生産を開始した。当初、品質面で何件かのクレームが発生、その都度電子部品製造で長年培ってきた管理技術の経験を生かし生産工程のチェックや作業環境の改善等を行なってきた。現在18名体制で他の外注工場と比較しても負けない高品質で納期や効率面も一段と向上し、取引先から高い評価を得ている。
社屋

支援内容
 電気部品製造業は、大手メーカーの生産拠点海外シフト化が急速に進んでいることから関連下請企業の受注環境が悪化している。同社では、今後の企業存続が厳しいと予測し、業種転換の方向性を検討、当センターに支援を求めたものである。

 県内では自動車関連企業の受注が好調で、中でも自動車用シート製造業が活況であったことから、同業界への転換について支援を行った。具体的には、平成16年12月に自動車用シート製造企業に当センターが訪問し状況と協力要請を行った。その後、自動車用シート製造企業では異業種企業の参入ということで慎重に経営審査を行い、トップ面談で最終的に協力工場としての新規参加が決定され取引が始まった。

企業者の声
代表取締役
佐藤清吉氏
 財団法人あきた企業活性化センターに企業登録以来、商談会・各種セミナー等に積極的に参加し、日常的に情報交換していた事が今回の業種転換に結びついたものと確信している。これからも、品質・納期・効率を最重要行動指針として、全社一丸となってより高い評価を確立して多種シートの生産にチャレンジしたい。

担当者の声
 もっとも難しいとされる異業種のあっせん支援が出来た事は、経営者トップの経営理念と方針の明確化、前向きな経営姿勢と果敢な営業展開が業種転換に結びついたものと思う。この事例をもとに、あっせん要請企業と綿密な情報交換して、支援出来ればと考えております。

企業基本データ
代表 代表取締役 佐藤清吉
住所 秋田県大仙市神岡神宮寺字本郷下133-1
電話 0187-72-3003
e-mail tisei.303@amber.plala.or.jp
URL
従業員 18名
業種 輸送用機械器具製造業
主要製品 自動車用シート製造