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病院完結型の医療パターンから地域完結型の医療ネットッワークへ
株式会社ファーストブレス 平成17年
企業概要
 社名「ファーストブレス」は、親クジラが出産直後に子クジラを海面に押し上げてさせる“初めての呼吸”を象徴しており、情報技術を通じたフレッシュな提案の創造によって、地域社会に斬新な貢献をすることを目指している。特に「ヘルスケア分野における地域ネットワークの推進」を経営理念の第一にあげ、地域における医療連携をサポートするネットワークシステムの開発や、各種情報システムサービスに関するコンサルティングを展開している。

 中でも注目されている病診連携地域ネットワークシステム「ファーストパス/コミュニティリンク」は、中核病院と診療所をはじめとする医療機関等との円滑な連携を支援するために開発されたもので、患者本位を重視した医療機関相互の連携・共存をもたらし、地域を一つのヘルスケア・ユニットとした効果的・効率的な医療サービスの実現をサポートするシステムとして期待されている。

 インターネットでもFAXでも対応できる混合型システムを特徴とし、インターネット網を利用しての連携だけではなく、各連携医療機関のIT(情報技術)環境に応じてFAXでの利用にも対応している。また、医療機関相互の連携の仕組みを地域住民に情報公開するWEBサイト機能も保有しており、医療機関を探している地域住民が適切な医療を受けるための情報検索を可能としている。

 今日、地域医療連携室をもつ中核病院が増加しているが、当システムの採用によって、診療所や介護事業者など連携医療機関等との信頼関係にもとづく患者の相互紹介を向上すると共に、地域住民へ情報を公開し利便性を高めて地域に密着した医療を促進することとなり、これまでの病院完結型(ネガティブな結了)を脱してより進んだ地域完結型(ポジティブな結合)の医療ネットワークを構築できる。

 このように、当社では、地域が一つのヘルスケア・ユニットとして情報を共有・活用し、利用者本位の様々なサービスが更に効率よく提供されるように、医療機関と患者の双方を見据えた顧客の視点で物事を考え、常に新しい提案を創り出している。
システム概要図
(ファーストパス)
拡大図

支援内容
 平成14年に、設立準備段階から相談を受け、実現性の高い優秀な起業化計画に対して開業費の一部を補助する「スタートアップ支援事業」とし認定され、これにもとづく助成を行ない開業をバックアップした。併せて、開業後の事業展開を促進・支援するために、創造的中小企業育成事業における「事業化資金貸付事業」として採択し、センター独自の事業資金を融資した。

 また、翌年からシステムのサービス開始を受けて、「ビジネスマッチング交流会」等においてプレゼンテーションの機会を提供すると共に、国の助成金への推薦を行なうなど、ビジネスプランの評価をはじめとして創業時における集中支援を実施した。

企業者の声
代表取締役
小野寺 薫氏
 起業前の支援や事業継続のための資金融資、更には販路拡大のための場の提供等、当社の立ち上げ時には大変お世話になりました。

 スタッフの皆さんの期待に応えられるよう、これからも着実に成長していきたいと思います。

担当者の声
 地域医療ネットワークシステムの開発という斬新かつレベルの高いビジネスプランに期待し、創業から事業化までを一貫して支援させていただきました。このように、起業化の計画段階からもご相談に応じていますので、どうぞご活用ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 小野寺 薫
住所 北海道札幌市北区北9条西2丁目4-1
電話 011-758-8833
e-mail info@firstbreath.co.jp
URL http://www.firstbreath.co.jp/
従業員 7名
業種 情報サービス業
主要製品 情報システムサービスのコンサルティング、コンピュータソフトウェアの開発・販売

提携に関する情報
 全国各地域の医療情報系のシステム会社と代理店契約を結び、北海道以外での販売サポートに力を入れています。

 また、医療介護分野にかかわる情報系以外の会社とも様々な提携を推進しています。