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琉球ガラスをいつの日かアジアのガラス、世界のガラスに!
琉球ガラス工芸 協業組合 平成16年
企業概要
 琉球ガラスの歴史は、戦後の混沌とした時代に空き瓶の利用から始まった。溶解炉の中で赤、青、オレンジなどマグマのように溶けている色とりどりの原料をさおで巻き込み、息を吹き込み膨らませる工法で作られる琉球ガラスは、手作りのぬくもりと素材感、鮮やかな色彩が特徴。職人の技術も高く、今日では本県の伝統工芸品のひとつとして評価されている。

 琉球ガラス工芸協業組合は、小規模のガラス工場6社が結集し、昭和58年に共同組合として設立、昭和60年には協業組合に組織を変更し、製作工程を見学できる工場と大規模なショッピングセンターを併せ持つ「琉球ガラス村」をオープンさせた。その後、アンテナショップの拡大と、海外の生産拠点としてベトナムにガラス工場を開設、生産力と販売力の増強を図り、昨今の沖縄ブームに伴う観光客数の伸びを背景に大きな発展を遂げている。

 しかし、発展の陰に課題も山積している。類似品の出回りによる単価の低下と競合の激化への対応、今後の発展に向けての製品開発と用途開発の強化、マーケティング戦略の見直しなどである。

 稲嶺代表理事は、こうした経営課題を直視し着実に経営改革を進める中で、「いつの日か琉球ガラスがアジアのガラスとなり、世界のガラスにと発展するよう」決意を新たにしているところである。
社屋
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商品

支援内容
 マーケット志向のもと、業務の効率化と経営の高度化を図るうえで、IT(情報技術)の活用をはじめとする情報化の充実が緊要となった。そこで、平成15年度に中小企業支援センター事業の一環として実施した「情報化モデル事業」に参加し、専門家派遣事業を活用した、専門家(ITコーディネータ)による研修と、当社における実地に即した支援を受けた。これにより実施した、経営課題の整理に基づいた戦略的な情報化の企画策定は、今後、当社が情報化の展開を図っていくうえで羅針盤のような役割を果たすことが期待されている。

 「情報化モデル事業」参加後の感想として、「当組合の経営戦略が明確になり、情報化戦略のアクションプランが見えたことは非常に大きかった」というコメントが寄せられている。

企業者の声
代表理事
稲嶺 盛福氏
 今回、専門家派遣事業を活用させていただいた中で、我々は、日々商品の送付先として蓄積していた顧客リストを死蔵していたことに気がつかされ、その重要性を理解することができた。今後も積極的に支援事業を利用したい。

担当者の声
 工芸としての琉球ガラスは職人の世界に近いものがありますが、経営面でも弛まぬ努力を継続してきた組合であり、支援する側も勉強させられることが多いです。

企業基本データ
代表 代表理事 稲嶺盛福
住所 沖縄県糸満市字福地169番地
電話 098-997-4784
e-mail rgc@ma.neweb.ne.jp
URL http://www.ryukyu-glass.co.jp/
従業員 127名
業種 ガラス製品製造販売業
主要製品 琉球ガラス製品