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微細気泡発生装置「ナノバブルDBON」により農水産物の品質・生産性を向上
株式会社 多自然テクノワークス 平成16年
企業概要
 梨子木社長は、本業であった土木事業を後進に託し、平成9年に自然環境復元を目指す新会社を設立した。既に、ナノバブルとマイクロバブルの微細気泡発生装置を開発し、これらの装置から発生する各種の泡を組み合わせて水環境複合システム(バブルダイナミックス)を考案し、水生物の環境作りに取り組んでいる。

 一般的に、農業用水として溶存酸素の多い水を使用することにより、好気性微生物が活性化し、有機物の分解が進んで循環型・環境保存型の農業への道が早まると言われている。当社が開発した「ナノバブルDBON」(携帯型微細気泡発生装置)は、溶存酸素を短時間に増やし、しかも減りづらい特徴がある。そのうえ、土の中・根の中に浸透する力が強い等の効果を持つ水を作り、環境に負荷をかけない良質の農作物を成育させることができる。

 現在、ナノバブルおよびマイクロバブル発生装置を組み合わせたシステムは、養殖漁場の水質や海底の有機汚泥の環境改善のための複合技術開発として、東京大学海洋研究所、熊本県立大学環境共生学部、地元の養殖業者と共にコンソーシアム(産学官による異分野融合)事業として取り組んでいる。

 既に「ナノバブルDBON」は、農業用300セット、漁業用50セットの販売実績を有している。
ナノバブルDBON

支援内容
 当社の要望である全国展開のために、ベンチャーマーケットへの参加支援を行なうと伴に、開発した装置を実質的に販売可能な企業へ紹介し、コーディネート、フォローを行なっている。

 ベンチャーマーケットは、ベンチャー企業とビジネスパートナーや投資家等との出会いの場であり、県内外の企業・ベンチャーキャピタル・金融機関・行政機関等が招かれる。旺盛な事業意欲をもつ企業が、資金調達・販路開拓・ビジネスパートナー発掘等を目的に、ビジネスプランや製品・事業内容を発表するほか、意見・情報交換を行ない、ビジネスチャンスを広げている。

企業者の声
代表取締役
梨子木久恒氏
 コンソーシアムへの出席等を通じ保有技術の目利きをいただき、ベンチャーマーケット等への紹介を依頼しています。企業としては、着かず離れずの支援を好ましく思っています。

担当者の声
 今夏、マイクロバブルの利用に関するテレビ放送を見たが、梨子木社長はマイクロバブル技術をマスコミに取り上げられる以前から研究し、製品として完結され、先見の明がおありだったと感心している。農業のみならず漁業を含めた水資源環境の蘇生を目指して、精力的な活躍を期待すると伴に、これからも着かず離れずの支援をしていきたいと考える。

企業基本データ
代表 代表取締役 梨子木久恒
住所 熊本県熊本市石原3−9−36
電話 096−349−7671
e-mail fvgw7410@mb.infoweb.ne.jp
URL http://homepage3.nifty.com/tashizen/
従業員 6名
業種 製造業
主要製品 「ナノバブルDBON」の製造・販売水環境蘇生複合システム(バブルダイナミックス)の企画・設計・管理 伝統河川工法「粗朶工法」の企画・設計・施行