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卵の殻を生かした製品開発で、人に優しく大地に優しく
株式会社 グリーンテクノ21 平成16年
企業概要
 当社は、人が喜び、感動するような社会創りへ貢献する企業として、また、地域のマイナス要因をプラスに転換する企業として活動するため、平成15年2月に設立した。

 国内の食品会社などから排出される卵の殻は、大半が焼却され、CO2排出により環境問題に大きく影響を及ぼしている。当社は、主要商品の主原料を産業廃棄物でもある卵の殻とし、その多くが再利用できるよう、新商品開発に積極的に取り組んでいる。これまでに、グラウンド用白線「ガイアフィールドライン」、松やにを混ぜ投手が滑り止めに使う「ガイアロジンバック」、学校の授業に使う「コッコチョーク」、および、土壌改良材「大地のファウンデーション」を開発した。これらの商品は天然成分卵殻主成分でできており、子供が口に入れても無害であり、環境にも優しい商品となっている。また、工業製品金型の模型材料となる卵殻利用のツーリングマテリアル材の研究・開発も行っている。

 フィールドラインは発売以来、日を追うごとに学校や保育園からの注文が増えており、佐賀県総合運動場の芝生グランドにも採用されている。ロジンバッグも全国規模のスポーツ用品製造会社へ納品しているなど、卵殻のリサイクル商品として、全国版のテレビ、新聞等でも紹介されている。

 当社は、これからも人に優しく大地に優しい商品の研究開発を行い、そのような企業間のコラボレーションによって世に喜ばれる逸品を産み出していく活動を進めていく。
卵殻を再利用した各種商品

支援内容
 1.「佐賀県ベンチャー交流ネットワーク」参加(平成15年7月入会)
  佐賀県ベンチャー交流ネットワークに入会、事業提携・情報交換等の場を提供した。

 2.「佐賀県トライアル発注」申請(平成15年9月採択)
  佐賀県トライアル発注製品としてガイアフィールドラインの申請につき助言等を行なった。

 3.「事業可能性評価委員会」上程(平成15年10月A評価)
  事業可能性評価委員会に上程、ビジネスプラン作成支援およびプレゼンテーション助言を行なった。A評価認定となり、マスコミ発表、支援策の紹介、斡旋などを行なった。

 4.「経営革新計画」申請(平成15年12月承認)
  経営革新支援法の経営革新計画承認申請(テーマ:卵殻および卵白を使った商品開発と新たな販路の確立)への助言等を行なった。

 5.「佐賀県産業ビジネス大賞」エントリー(平成16年2月ベンチャー部門大賞受賞)
  佐賀県ビジネス大賞を紹介、大賞受賞につながり、広く広報された。

 6.「佐賀県新世紀ベンチャー創出支援事業(めざせ儀右衛門!)」申請(平成16年9月採択)
  基礎研究段階を終えた新規技術やノウハウをもとに起業化を目指す個人・企業等を支援する「めざせ儀右衛門!」に「卵殻を再利用するエコロジーツーリングマテリアルの開発」が採択された。

企業者の声
代表取締役
下 幸志氏
 開発を行なう上で必要なことは、先ず資金とモチベーションを保つこと、それから研究の要点整理などですが、支援により計画的に研究ができそうです。研究で営業に支障が無いよう気をつけています。

 また、こういう支援により会社の信用度も上がり、情報も入りやすく、大変感謝しております。

担当者の声
サブマネージャー
吉原 定義氏
 下社長は一つの発想を事業化していく能力に優れている。「卵殻のリサイクル事業」でまず全国展開を目指しているが、35歳とまだ若く、今後「ナノテク事業」等様々な分野で成長を果たしてくれるものと期待している。

企業基本データ
代表 代表取締役 下 幸志
住所 佐賀県佐賀市高木瀬町長瀬1828−2
電話 0952-30-0702
e-mail info@green-21.com
URL http://www.green-21.com
従業員 5名
業種 卵殻製品製造・卸売業
主要製品 ガイアフィールドライン、ガイアロジンバッグ、コッコチョーク、大地のファウンデーション(土壌改善)