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食材の冷凍・解凍システムを開発し創業、OEM生産と代理店販売で全国展開を目指す
有限会社 サンワールド川村 平成16年
企業概要
 薬卸会社の冷凍・冷蔵庫を扱う部署に勤務していた代表者が、定年後、そこで培ったノウハウを活かし考案した新たな冷凍・解凍システムを事業化するために、平成15年に創業した。

 通常、冷凍・解凍を繰り返すと品質の劣化によってドリップ(滴下物)が発生するが、この冷凍・解凍システムは、生体中と同じ特殊高電位のα、β波を同時に流すことによって、品質の劣化を防ぎ、鮮度を保つ。しかも特殊な冷凍庫を必要とせず、市販の冷凍庫に取り付けられる。約1年間をかけ、特許出願を経て、生産体制および販売システムを整え、平成16年4月から販売を始めている。

 生産は県内の電子機器メーカーでOEM生産し、販売は各県に総代理店をおくシステムとし、ユーザーにはリースで提供するモデルを採用している。既に高知県、愛媛県等の代理店を確保し、ユーザーとなる有力料理店等の開拓にも成功し、順調に顧客を増やしている。

 新システムであるため、高知大学医学部教授との共同研究によって顧客を説得するためのエビデンス・データの整備を行なう一方、今後の顧客として想定している食材工場や漁協等の流通機構にも営業活動を行ないながら、全国展開を目指して積極的にビジネスマッチングのイベントに出展し、代理店確保に努めている。

 自ら蓄積したノウハウを活かし、他の企業や研究機関ともうまく連携した、新連携型ベンチャー企業である。
ナイス0−1

支援内容
 会社創業前から、頻繁に相談に来て、事業の進め方、ビジネスプランの作成方法、ビジネスマッチングの進め方、マッチングの際のプレゼンテーションの仕方、公的な支援策の活用方法等をサポートしてきた。

 特に、当社のビジネス展開にとっての課題は、(1)お墨付きの確保と、(2)代理店の確保が重要だと考え、お墨付き確保のためのエビデンス戦略として、公的研究機関とのマッチングを進める一方、ベンチャーの目利き委員会での評価を得るために、一定の売上がたった時点でビジネス評価委員会にかけるように勧めた。また販路開拓のために、顧客から反響を呼ぶような有名料理店の採用を図ると共に、代理店確保のためにビジネスマッチング機会の情報を提供し出展をサポートしてきた。

企業者の声
代表取締役
川村 宗利氏
 企業経営も何も分らないままスタートしてきまして、平成16年4月より開発したナイス0−1の販売を本格的に始めましたが、センターのアドバイスにより、特許出願をすませ、ビジネスマッチングの機会を提供していただく等、いろいろとお世話になり、本当に感謝しています。

担当者の声
 卸でのサービスエンジニアとしての経験が豊富で、販路開拓をしっかり考えている創業者。高齢化率の高い本県にとって、このようなシルバーベンチャーとして意欲ある中高年齢者の事業をうまくサポートし、今後のモデルケースになればと強く期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 川村宗利
住所 高知県高知市和泉町2−20 パステルシティ1F
電話 088-802-2677
e-mail Kawamura-m@h8.dion.ne.jp
URL
従業員 2名
業種 電気製品製造業
主要製品 冷凍・解凍システム「ナイスー01」

提携に関する情報
 代理店システムは、人口100万人圏域に、1総代理店、総代理店ごとに5代理店とし、代理店には1台ずつデモ機を貸し出す。