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製造業のIT営業を目指し、ネットを通じた受注開拓に取り組む
有限会社 澤工作所 平成16年
企業概要
 昭和41年8月高知市において銃砲部品加工を専門として創業、同47年1月現地に移転、同62年より産業機械部品加工に転換、以来、フライス加工・旋盤加工を主力業務に、半導体関係、工作機械、食品・薬品機器などの製造分野で成長してきた企業である。平成11年に法人化し、現在に至っている。

 下請不況の時代に、高付加価値の受注を得て安定推移してきたのも、経営者の営業手腕と独自の技術によるところが大きい。早くから、ISO品質保証マニュアルを完備し、県外大手製造業のサプライヤー的存在を確立してきたことにも、その一端が伺える。しかし、その過程は当然順風満帆ではなく、創業当初は、企業規模と知名度で大きなハンディがあり、受注先開拓には苦労の連続であった。

 その後、センターの下請あっせん制度を活用して、県外からの受注を獲得できたことが、当社の加工技術向上の基礎となった。特に、先の時代を見据えて10年前から手掛け始めたアルミ加工分野では、アルミ部品加工の澤工作所として評価されており、その知名度も高くなっている。今や、精密部品加工において高精度加工技術を有し、パーツメーカーとして脱下請受託型企業の道を進んでいる。

 また、後継者として成長している長男(専務)が、当社の弱点であった情報化分野の強化拡充に努めており、その成果も現れ、企業経営の一翼を担い始めている。専務が、Webを活用して新規受注先開拓を手掛け始めたのは2年前からであるが、今ではIT営業の柱となっている。社内における情報化への投資を始めたのも、最近であるが、その必要性と重要性を充分実感しており、精力的に取り組んでいる。

 将来、会社は地域における情報活用型モデル企業として、また、後継者は地域のリーダーとして、その活躍が期待されている。
マシニングセンター
 
アルミ部品

支援内容
 当社の主要な受注先である半導体・液晶関連などは、受注変動の波が大きく、安定受注の確保が常に課題となってきた。情報化には全く縁のなかった下請型中小製造企業の二代目後継者が、この受注変動および不振を打破するため、センターの情報化支援事業を活用し、専門家とセンターの三人四脚で取り組んだのが「IT活用による営業支援」である。

 なかでも、webを活用した販路開拓を目指し、HPの制作・運営に着手し、ポータルサイトに参加したことで、新規受注先を次々獲得。売上げの安定と増大に効果を発揮し、今やIT活用型企業へと脱皮を目論むまでになっている。

企業者の声
専務取締役
澤 龍司氏
 IT活用事業を通じて、専門家やセンターなど「人との出会い」が一番大きかった。個人的には、スキルアップに繋がり、お客様からの提案や相談に応じることで良い刺激を受けた。

 当社にとっては、会社のソリューション業務、製造現場のモチベーションアップ、窓口の拡大、新規顧客の開拓など幅広い効果があった。また、ポータルサイトに参加することで、一体感も生まれた。自社HPの制作・運営では、専門家のアドバイスを積極的に取り入れ活用したことが成果に繋がった。

担当者の声
 後継者の専務が、製造現場を離れて、情報化の推進に取り組む決断をしたのが2年前。センターの情報化支援制度をうまく活用し、当社の弱点であった情報化分野において、最初に手掛けたのがwebを活用した販路開拓だった。これが、安定顧客の獲得に成果を上げている。その結果、IT活用の必要性と重要性を十分認識するに至り、更なる努力でワンランクアップを目指しており、今後、加速度的にIT活用型企業へと飛躍するものと思われ、楽しみな企業である。

企業基本データ
代表 代表取締役 澤 修身
住所 高知県香美郡赤岡町1908−1
電話 0887-54-3775
e-mail sawa-skm@mail.netwave.or.jp
URL http://www.netwave.or.jp/~sawa-skm/
従業員 10名
業種 精密機械部品加工業
主要製品 半導体製造装置部品、液晶製造装置部品、薬品・食品製造機器部品、検査機、自動・省力機器加工・組立