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酒類販売を見直し、新たに業務用冷凍食品を取り入れ、販売体制を確立
株式会社 ナカガワ 平成16年
企業概要
 防府市内に4店舗の酒類ディスカウントショップを展開している。平成15年9月の酒類の販売自由化を控え、酒類の仕入を見直すとともに、新しい部門の創設を検討した。既存の販売店との差別化を図りながら、食品の安全性や、品質、価格に敏感な消費者ニーズを取り込んでいくことを目指した。その結果、一般消費者向けに業務用冷凍食品を取り扱い、従来の酒類と業務用冷凍食品との融合による新しい店舗を展開することにした。既存店舗改装オープン、および、新規店舗オープンを成し遂げた現在、前年対比売上2億円超の増加となっている。

 山縣社長は、平成15年4月に就任。営業畑数十年、専務時代はその当時としては珍しい「甕に入れた地酒や焼酎の量り売り」を実践したアイデアマン。そして、美味しいお酒があると聞けば真夜中でも蔵元まで車を飛ばし、明け方まで商談して帰ってくるといったバイタリティの持ち主である。経営戦略や事業計画、特に数字が絡んでくる仕事はいささか苦手ではあったが、持ち前のアイデアとバイタリティを発揮して、計画を推進した。

 今後は、さらなる販路開拓や人材養成が緊要であり、新商品の発掘・品揃えや、需要創造のための広報事業、また、営業管理者の育成や、販売員の能力向上等が重要な課題である。
酒のディスカウントストアと食料品の新しい融合体店舗
 
蔵元直送の焼酎の量り売りコーナー
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支援内容
 既存店舗の改装オープンと新規店舗のオープンに係る投資総額は1億円を超える見込みであり、可能な限り有利な融資制度の利用が必要であった。

 今回の設備投資については、「小規模企業設備資金貸付制度」の利用と、国民生活金融公庫の経営革新貸付、および、自己資金でまかなうこととした。それに伴い、中小企業経営革新支援法にもとづく経営革新計画承認の申請も必要となった。

 まず、経営革新計画策定についての助言を行ない、平成15年6月に承認を得た。次に、「小規模企業設備資金貸付制度」利用のため、申請要件の確認や申請方法についての助言を行ない、平成16年2月に約5400万円の融資が実行された。

 改めて、販路開拓事業や人材養成事業を積極的に推進していくために、経営革新補助金を申請する予定にしている。

企業者の声
 経営革新計画申請は、経営者として事業計画や財務内容把握の重要性を再認識する良い機会になったと思っています。また、小規模企業設備資金貸付制度利用におきましても、中小企業支援センターのサブマネージャーを始め、設備資金部の担当者の方にも大変お世話になりました。今後もいろいろと相談を持ちかけることがあろうかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。

担当者の声
山口県中小企業支援センター
サブマネージャー
原田 眞樹氏
 経営革新計画承認、資金調達が無事終了し、新規事業も思った以上に早期に軌道に乗って安心しました。計画の数値には若干及ばないものの、新規事業開始後、「前年対比売上1億円以上増」という山口県中小企業支援センター重点支援企業としての目標を達成された山縣社長のパワフルさには頭が下がります。今後も健康面に充分留意され、事業拡大に邁進されることを期待しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 山縣義弘
住所 山口県防府市迫戸町6−10
電話 0835-22-0034
e-mail
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従業員 25名
業種 酒類・冷凍食品小売業
主要製品 酒類、業務用冷凍食品