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優しさあふれるモノづくりで快適生活を創造する
有限会社 ハッピーおがわ 平成16年
企業概要
 当社社長は、1868年(明治元年)創業の老舗呉服問屋の5代目。介護服に関心を抱いたのは、おしゃれだった祖母が寝たきりになり、着せるものがガーゼの寝間着しかなかったためだ。このことがきっかけで、1987年に高齢者・身障者向けの衣服の製作を始めた。

 その後90年5月に法人化。96年には病いに倒れ、自らユーザーになった経験を持つ。その時の経験と、福祉施設などを訪問して得たユーザーの生の声を積極的に取り入れた、「介護される側の立場に立った製品開発」がモットーだ。

 肌に優しく、伸縮性・吸水性に優れ、洗濯が簡単で高温殺菌にも耐える形状安定素材の開発が飛躍の要因となった。上着、ズボン、靴下、サポーター、手袋などの商品はどれもカラフルで、機能性を高めた製品を次々と投入するなど、意欲的な製品開発をしている。

 また、04年9月には、床ずれ防止マットレス「そよかぜ」を日本褥瘡学会に発表し、新たな事業の柱として展開している。
洗えるマットレス 「そよかぜ」

支援内容
 介護服の販売を始めた当初、介護保険制度適用品の開発の重要性と、少量受注ではコスト高になるので、商社や販売代理店など大口販売先を開拓することの必要性をアドバイスした。

 幸い、介護保険適用品として、床ずれ防止マットレス「そよかぜ」の新商品開発に成功した。販路開拓については、2000年10月に東京開催された「ひろしまベンチャーテラス」に出展したのを皮切りに、01年2月に「ベンチャーメッセ中国」、同年12月に「ひろしまベンチャー交流サロン」、02年2月に「ベンチャーメッセひろしま」、同年10月には「ひろしまベンチャーひろば2002」などに相次いで出展、販路の拡大を支援してきた。

 また、他の経営上の課題解決のため、助言、専門家派遣を行い継続して支援を続けている。

企業者の声
代表取締役
小川 意房氏
 介護服の販売開始時、経営は順調とはいえなかった。そのときから助言や指導をうけ、新製品の開発に繋がった。今後も販路開拓の支援制度を活用して売上増に繋げていきたい。

担当者の声
サブマネージャー
倉田東一郎氏
 当社は、社長自ら福祉施設を訪問し、利用者の立場にたつことに徹底的にこだわった製品づくりをしているのが特徴。経営革新法の承認を取得し、さらなる飛躍が期待されます。新しく商品化した褥瘡予防マットレスは、褥瘡予防学会で顕著な効果が認められた注目商品であり、高齢化社会で真に患者さんのためのマットレスとして広く使われるよう支援を続けたい。

企業基本データ
代表 代表取締役 小川意房
住所 広島県呉市阿賀南2−8−38
電話 0823ー74−1718
e-mail happy@kaigoihuku.co.jp
URL http://www.kaigoihuku.co.jp/
従業員 14名
業種 介護、ユニバーサル用品製造販売業
主要製品 高齢者・身障者用の介護服