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木材資源への愛着に独自技術が加わり、新商品の販路開拓に取り組む
有限会社 西山木工 平成16年
企業概要
 1982年、農工具用の木製柄製造を業として設立された。西山社長は木工機械商社での勤務経験を持っており、これを活かして木製柄製造の機械化を進めた結果、1997年に木材の中心部をくり抜く独自の装置を開発し、「割れやゆがみが出ない」特徴を持つ乾燥円筒材を商品化した。

 それが、「スーパーコラム」(ガードレールの支柱にかぶせる、木製の化粧カバー。木目、木肌をそのまま活かしており、景観に配慮した道づくりが可能。県内外の林道での使用実績あり)と、「ウッドガード」(家具・インテリア、公園施設のベンチ・テーブル、建設資材等、用途は広い)である。

 近年では、円筒形の桧をくり抜き、内側に電球を灯す照明器具である「桧の灯(ひのきのあかり)」を制作。販路開拓に取り組み、現在では東急ハンズでも販売されている。

 また、国際化にも取り組んでおり、単純な加工品・量産品は海外生産へとシフトし、国内ではノウハウ・技術が必要な高付加価値商品に注力すべき動勢に対応しているところである。
ウッドガード
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支援内容
 当社に対して次の支援メニューを提供した。

【販路開拓】

1.各種コーディネート
 販路開拓コーディネーターを中心とし、商社・販社、くり抜き材の利用が見込まれるメーカー等とのマッチング、および、事後フォローを継続的に実施した。職員の訪問も頻繁に行なうなど、支援メニューのうち最も手厚い部分である。

2.助成金
 販売体制の構築、および、販売促進のため、助成金を交付した。

3.その他
 展示会等への出展、設備の貸与、情報化のための専門家の派遣等を実施した。

【国際化】

 平成16年度から、産業振興財団国際経済課により、中国における新たな事業展開について、同国で事業展開する上での留意事項(企業形態の違い、契約等に関する法律など)を助言すると共に、工業団地の紹介を行なっている。


企業者の声
代表取締役
西山 広治氏
 主に、販路の関係で財団を利用しており、引き続いての支援を望んでいる。また、国際経済課の役割を知ったので、海外との取引についての各種助言・支援も期待している。

担当者の声
 間伐材の使用等、地域の素材を活用し、環境にも配慮した新たな産業の創出を目指す企業である。当社と財団の関係はより密接なものとなっており、継続的な情報交換・支援を展開していきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役 西山広治
住所 島根県出雲市野尻町1261−2
電話 0853-48-0048
e-mail 2480@nishiyama-wood.co.jp
URL http://www.nishiyama-wood.co.jp/
従業員 13名
業種 木製品製造業
主要製品 ウッドガード、スーパーコラム、桧の灯(木製ライト)