HOME > 支援情報・情報を知る > 施策活用企業事例

施策活用企業事例 戻る
視覚障害者歩行誘導システムを開発、福祉分野での貢献を目指して販路拡大 
トーワ 株式会社 平成16年
企業概要
 1970年創業。電気設備工事、電気通信設備工事、および、駐車場自動管理システムの設計施工を業としている。

 3年程前から福祉分野に力を入れ始め、産・学・官共同研究により次の商品開発を行ない、視覚障害者の歩行を助けることを通し、「すべての人々にやさしい施設」の提供に参画する企業と共になって福祉社会への貢献を目指している。

(1)歩行誘導ソフトマット「歩導くん」
 屋内で視覚障害者を安全かつ正確に目的場所へ誘導するための、特殊ゴム(表面滑り止め加工)によるソフトマット。施工は床へ張るのみで、既設の床面に直接敷設するため、床面の掘削が不要であることから、会議・イベント会場での仮設や、病院・学校等での多用が可能。特許出願中。

(2)携帯音声誘導装置
 地図情報なしでどこへでも誘導できる。現在開発中。
歩道くん
その他の写真一覧

支援内容
 平成13年、産業振興財団の研究開発助成金である「産業創出総合支援助成金」を活用し、視覚障害者歩行誘導システムの開発に着手した。特許流通アドバイザーの紹介により、設計、素材メーカー等の協力を得て開発を行ない、更に、松江工業高等専門学校においてモニタリングを実施し、現在の商品ができあがった。

 その後、販路開拓について、「販売システム構築助成金」により、展示会出展および商品紹介ツール制作の費用を助成し、また、「開発製品プレゼン事業・モニター事業」により、市町村等自治体の発注担当者向けに商品をPRすると共に、別途商品をモニターしてもらえる公的な場所として県内外の医療機関、学校、福祉施設、関連団体等とのコーディネートを行なった。その他、開発した商品の販売に関する基本的な契約についての助言など、各種相談に対応している。

 現在も販路コーディネートや展示会出展のサポートを中心に支援を継続中である。

企業者の声
代表取締役
杉原 司郎氏
 この度、産学官の三者連携による商品開発を進めて商品の完成に辿り着き、また、販路拡大についても今現在ご支援をいただいています。当社商品である「歩導くん」の販売網の早期構築に向けて、支援センターのご指導のもと、販売契約企業とともに躍進中です。

担当者の声
 生活・文化・福祉への貢献をテーマに、海外での展開も志向する企業である。国内における実績づくりへの支援の継続と共に、今後は海外企業との取引や外国特許等に関する助言・支援を行なっていきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役 杉原司郎
住所 島根県松江市学園南2−1−2
電話 0852-24-7631
e-mail towa@mable.ne.jp
URL http://www.mable.ne.jp/~towa/
従業員 9名
業種 電気通信設備工事業
主要製品 視覚障害者歩行誘導ソフトマット「歩導くん」

提携に関する情報
「歩導くん」の敷設場所について、各福祉機器展などで体の障害をお持ちの方から寄せられたご意見によれば、公共施設はもとより、JRなど健常者と障害を持つ方の双方が共通利用する施設への敷設を希望されており、その敷設ラインについても利用の簡単な誘導路の敷き方が望ましいとのことであり、駅構内、福祉施設、病院、デパート、スーパー、コンビニなど、積極的な採用が望まれます。