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オリジナル製品を次々開発、絶えざる研究開発で新たなマーケットを拓く
エステック 株式会社 平成16年
企業概要
 1991年創業。自動化装置の開発、製造を行う。設立以来、製鉄成分分析用試料調整装置など工場設備用機器の製品開発・販売を行ってきたが、製鉄業の投資縮小に伴い今後の売り上げの減少が予想された。そこで、世界的に最も注目されているとされるタンパク質の構造解析に着目し、そこを新しい分野として展開した。タンパク質を作る作業に膨大な時間を取られて頭を抱える研究者たちに、「タンパク質結晶化観察ロボット」を研究開発し、提案した。

 その他にも、分析作業の負担低減や効率化を目指して開発された装置に、「土壌分析試料前処理装置」や「ガス分析試料表面処理装置」がある。「土壌分析試料前処理装置」は、従来人手に頼ってきた、溶媒添加、振盪(しんとう)、濾過(ろか)等の土壌分析試料の前処理を、ロボットによって自動化した。「ガス分析試料表面処理装置」は、鋼材に含まれる酸素、窒素等のガス量を分析する際に問題となる、試料表面の皮膜・汚れを、独自の処理により最短1分で除去する。

 このように、「誰も真似できない製品づくり」をモットーに、今までに無い製品を生み出し続けており、そのマーケットも金属関係から環境関係へと広がりつつある。
エステック本社
 
ガス分析試料表面処理装置
その他の写真一覧

支援内容
 当社は誰にも真似のできない製品を生み出すことを旨としており、前掲の様な製品開発には新たな分野に関する情報や開発資金が必要となる。そこで、開発しようとする製品特有の注意すべきポイントや、各種助成金・補助金に関する情報の提供と助言、大学教授等の専門家が保有するシーズの調査およびマッチングなどを行なっている。

 また、販売システム構築助成金により体制確立をサポートしたほか、展示会等への出展、開発製品とユーザーとのマッチングなどによりに販売促進面での支援を行なっている。

 

企業者の声
代表取締役
永島 正嗣氏
 産業振興財団が持つ研究開発や市場開拓等の支援メニューも活用しつつ、専門家の知識などの新しい情報を敏感に取り入れ、われわれの得意とする技術分野を応用発展させながら、お客様の必要とする機械を創り上げたい。

担当者の声
 企業ニーズに沿い、多種多様のオリジナル製品づくりを目指す企業である。新製品開発にあたっては専門家や特許といった技術シーズとのマッチングを、また、国際化への取り組みに対しては現地情報の提供等を、これからも定期的・継続的に行なっていきたいと考えている。

企業基本データ
代表 代表取締役 永島正嗣
住所 島根県八束郡東出雲町揖屋2797
電話 0852-52-6100
e-mail gijutsu@stc-jp.co.jp
URL http://www.stc-jp.co.jp/index.html
従業員 29名
業種 一般機械器具製造業
主要製品 各種切断機、各種研磨機、搬送装置、マーキング装置、真空装置、その他省力機器

提携に関する情報
 新たに開発した「土壌分析試料前処理装置」や「タンパク質結晶化システム」には、これまでの金属関係の業界のほかにも、環境やバイオなど新たな分野からのお問合せをお待ちしています。