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「だし」づくりから「だし抽出装置」そのものを開発、新市場に挑戦
佐太屋 株式会社 平成16年
企業概要
 創業は昭和28年、鰹節をはじめ各種だし原料を販売してきたが、約40年前から甘草エキス製造事業に取り組み、抽出技術の開発を行なったのを機会に、自社の得意分野「食品・甘草・抽出」に特化し、独自技術の開発を基盤として競争力のある企業へ成長することを目指している。

 特に、新開発の「だし抽出装置」をベースに、業務用だし抽出プラントの設計、抽出制御プログラムの開発など、生産技術開発事業に力を入れている。

 これまで培った抽出技術を応用した「だし抽出装置・システム」SEシリーズは、抽出物に合わせた抽出パターンと抽出条件の選択が可能で、高抽出率を得られ、原材料の節減に貢献する。また、別途に固液分離装置を必要としない、運転は自動制御で行なわれ抽出中に人手が要らない、密封下で進行し作業環境が清潔、小型である、などの特徴があり、導入されたお客様に喜ばれている。

 しかし、市場に出回っている抽出率は良くないが簡単で安価な装置と比較すると、初期投資金額は若干大きくなるため、導入の決断をためらう傾向がある。ユーザーに総合的な観点から提案ができるような営業力の増強と、更なる効率化や低価格化をもたらす技術開発が不可欠であり、この解決に取り組んでいる。
ダシ抽出装置・システム
 
「甘草元」
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支援内容
 先進的で改革意欲に富むご相談で、抽出した“だし”製品の販売に加え、「抽出装置そのものを開発・販売をしたい」とのことから、中小企業経営革新支援法への申請、並びに、開発資金確保のために支援対策補助金への申請をアドバイスし、資金調達を支援できた。

 その結果開発された「だし抽出装置」は、納入先より「原材料の節減が実現できた」「自動化により工数が減少し人件費が削減した」と、また、抽出には熱水を使用するため大変暑い環境で働いていた現場作業者からは「自動化により労働負荷が減り楽になった」と、好評を得たとのこと。

 そこで、三重県独自の支援策「販路開拓支援事業」への参加も促し、販売促進に協力できればと思っている。

 

企業者の声
代表取締役
東 道教氏
 補助金が得られたことで、資金的に安心して開発に取り組むことができました。また、首都圏から遠く離れた場所に立地するため、首都圏・関西圏で販路開拓を支援してもらえる販路開拓支援事業には、大いに期待しています。

担当者の声
サブマネージャー
水谷 哲也氏
 先進的な企業のため、経営革新はスムーズに進みました。しかし、製品は抽出装置としては小型ですが、簡単に持ち運びデモンストレーションができるようなものではないため、販路開拓には苦心しています。

企業基本データ
代表 代表取締役 東 道教
住所 三重県北牟婁郡紀伊長島町東長島2646−3
電話 05974-7-5050
e-mail info@sataya5050.com
URL http://www.sataya5050.com
従業員 10名(含パート)
業種 製造業
主要製品 1.だし抽出装置および制御システムの開発・製造・販売2.甘草エキスの製造・販売3.甘草を利用した入浴剤の製造販売4.だし原料、鰹節等の節類・昆布等の販売

提携に関する情報
 弊社製品「だし抽出装置」「業務用だし」「甘草製品」などを販売していただける代理店をご紹介ください。