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熊野古道の情緒と縄文式スローライフを提唱する陶芸工房レストランを開業
有限会社 Jomonデザイン 平成16年
企業概要
【雨の尾鷲】
 尾鷲は、雨の町である。たっぷりの雨を吸い込み、いっそう深みを増した緑の山に古道が通る。世界遺産である。この道には女のうしろ姿が良く似合う。雨にぬれた黒髪は更によく似合う。もの悲しさが霧に漂う。しかし、樹木がしっかりと根を張っているせいか、雨を貫くように空に向かっているためか、そのもの悲しさによって気持が落ち込むことはない。むしろ、ゆっくりと落ち着いた「よし、しっかりと生きてみせるぞ」と、声には出さない力のようなものが足を伝って上がってくる。

【縄文の時】
 ここでは、都会で“あわただしく”生きてきた人は、時間が止まったように感じる。時間が止まっているのに、生きていることを、だんだんに、だんだんに大きく感じるようになる。この不思議な空気の流れを、「縄文の時」と名づけた夫婦が居る。多分、人間が後世に作り上げた富や名声に関係なく、生きることが全てであった太古の人は、こんな時間を過ごしていたのではないかと思ったからである。

【縄文鍋と葉っぱ料理】
 この時を過ごせることは、二人にとっては何にも変えがたい幸せである。自然と土に親しみ、土器を作り、その土器ですぐそこにあるものを食した。“人間に戻ったような”、スローでヒューマンな幸せである。熊野古道の情緒に溢れる尾鷲市で、密かなブームを起こしつつある。
レストラン&工房
その他の写真一覧
 
縄文鍋と土鍋ライス
その他の写真一覧

支援内容
 相談を受けたとき、「はてな」と思った。そこで実際に直火可能な土鍋=縄文鍋に、裏庭で取ってきた野草を敷き、蒸し焼きにしただけの豚肉、海老、貝を食させていただいた。味付けは葉っぱの香りと、ご主人が深層水で作る自然塩だけ。「美味い」、肉にしても魚にしても、素材の中にこんなにも旨みが閉じ込められていたとは気付かなかった。

 レストラン事業に向けては専門家を派遣。居住している輸入住宅を改造しての厨房や店舗つくりから、メニュー、資金調達方法まで支援している。法人設立に際しては、高齢者雇用開発協会の支援策の利用をアドバイス。

 また、飲食業や小売業を対象とした商工会議所の創業塾への参加を進言、見事に卒業された。2005年3月初めには開業予定である。

企業者の声
平山浩介
(代表取締役)
 自然塩の作成方法を相談したのを切っ掛けに、ビジネス展開まで相談しています。支援策に関するアドバイスだけでなく、関東のレストラン情報やトレンド情報など、色々な情報も教えていただけて大変頼りにしております。

担当者の声
経営支援チーム
田中 純子氏
 レストラン開業に関する支援は、あまり経験したことが無く心配ですが、良い専門家の方が付いてくれたのと、商工会議所と良く連携することで、良い結果を出していただけるよう努力しております。

企業基本データ
代表 代表取締役 平山浩介
住所 三重県尾鷲市中村町4−51
電話 0597-23-0016
e-mail jomon-kobou@ztv.ne.jp
URL http://www.effect.to/~jomon/
従業員 2名
業種 その他(レストラン、陶芸工房、製塩、野草園)
主要製品 陶芸工房による陶芸製品の生産と販売尾鷲の深層水を用いた自家製塩の製造と販売直火で利用可能な陶製縄文鍋の販売縄文鍋と深層水塩を用いた縄文式葉っぱ料理レストラン

提携に関する情報
 旅行会社の方、熊野古道に私どもの「Jomonレストラン」を組み込んだツアーを設定していただければ幸いです。

 また、ホテル、旅館、宴会場など、是非、縄文鍋を使った料理をご検討ください。よろしくお願いいたします。