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少人数のハンディを克服、「色で世界は変わる」と 夢に挑む若者企業
カラー樹脂工業 有限会社 平成16年
企業概要
【カラーマンホール】
 市川社長は語る。「三重県にお出で下さい。伊勢神宮で天照大神に参拝し、世界遺産の熊野古道を散策して古の情緒に浸って下さい。『あぁ〜、ほんとに良かったわ』と、心も体も十分にリフレッシュしたら、市街に下りてきて買い物でもして下さい。『えっ、でも街中は殺風景でしょう』ですって。四日市や桑名を歩いてください。『あらっ、きれいだわ!』と“あっ”と驚くカラフルなマンホールに出会うことでしょう。歩くのが楽しくなりますよ。わたしたちが、魂を込めて製作したマンホールです。『あら、そんなの私の町にもありますよ』ですって。結構、真似されているんですよね。でも、色がくすんだり割れてしまっているのは別のものです。」

【色はブランド】
 「色はブランドになる」と、市川社長は信じて止まない。今、多くの下請け企業は、リスクを負っても自社製品を開発、ブランドとして育成することにより、下請け体質から脱却しようと努力している。社長は、自分の色を作ることにより、大企業の下請体質から必死で脱却しようと奮闘している若者である。色は平和で豊かな世界の重要なファクターと信じている。その夢は、世界に「色」を提案し、色で世界を考える、「色」が商品の企業に成長することにある。

【ピカチングだ】
 このたび、昼間の太陽光を蓄えて夜になると光る樹脂を応用し、避難誘導型のグレーチング(格子状の溝ぶた)を作り出した。蓄光樹脂なので停電でも自分で光る。グレーチングにしたのは、災害時、よりいっそう不安をつのる真っ暗な夜道を避難する時は、人は足元を見ながら一歩一歩慎重に進むと気付いたから。自らも一歩踏み出した。
新製品(ピカチング)蓄光樹脂グレーチング
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支援内容
 「中小企業経営革新支援法」の承認、「中小企業創造活動促進法」の認証、三重県健康福祉部の支援事業「みえビジネスクリニック」への応募と採択。また、経営革新支援法の承認を受けた企業に対し、首都圏や関西圏での販路開拓をサポートする、三重県独自の「販路開拓支援事業」への参加。そして、インターネットの開設とホームページの立ち上げ、さらに、四日市で開催された展示会への出展。これらが、この一年間でセンターが紹介し、この企業が挑戦した支援策である。

 「小さな製造業にとって大きな問題は営業」と、市川社長の話を聞きながらつくづくそう思う。従って、主に営業支援となる支援策を紹介するとともに、仲間作りのお手伝いができないか、頭をひねっている。

企業者の声
代表取締役社長
市川 隆之氏
 少人数による行き詰まりを痛感します。センターの方は、それをカバーしようと自分のことのように考えてくれます。

 何よりも心と心が通じることが、最高の支援をもらっていると感じます。頑張ります。

担当者の声
情報支援チーム
中津 平一氏
 本当に精力的に挑戦してくれました。挑戦している若い人を見るのは、語弊があるかもしれませんが、楽しく、美しく、羨ましくさえあります。

 しかし、物品の販売営業は我々のもっとも苦手とするところです。県や他の行政機関への働きかけなど、身近なところからお手伝いできればと思っています。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 市川隆之
住所 三重県いなべ市大安町丹生川上778
電話 0594-78-2778
e-mail cjk@tiara.ocn.ne.jp
URL http://www15.ocn.ne.jp/~c-j-k/
従業員 1名
業種 製造業
主要製品 各種鉄蓋・筐類の塗装および樹脂充填各種鉄蓋・グレーチングなどの企画設計(新商品)蓄光ピクトグラム、蓄光樹脂デザイン・ダクタイル・グレーチング(ピカチング)

提携に関する情報
 道路や下水を管理する機関をご紹介ください。コンビナートなど大きな敷地を持つ屋外のプラントなどをご紹介ください。避難誘導型グレーチング(ピカチング)をご提案させていただきます。

 また、ピカチングやカラーマンホールに企業名を入れ、行政の負担を軽減する案も検討中です。一緒に行政へ働きかけていただける企業をご紹介ください。