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資格と経験を活かし、ディサービス施設「ライフ・リハステーションなごみの里」を創業
有限会社 なごみの里 平成16年
企業概要
 当社は、平成15年8月に設立、翌16年2月に事業を開始した。受け入れ定員を一日20名とし、「利用者のニーズに合った医学的および社会的リハビリテーションを提供し、障害のある方や高齢者の方が住み慣れたところで、生涯安全に生き生きとした生活が送れるように支援」することを理念としている。

 それは、次の具体的な特徴に現れている。

 1、利用者が自分で出来ることは自分で、出来ない事を支援する。例えば、介護歩行、おむつ外し、痛みの軽減、転倒予防のリハビリ、仲間との交流。

 2、老人は知恵の宝庫。女性は料理名人。土地の風習を施設で活かす。利用者から頂いた栗は、その日のうちに利用者全員で、栗きんとん。新米が取れたら五平餅づくり、自分で握って食べる。

 3、食事は、調理師が手作り。高齢者の食欲は旺盛。利用者一人ひとりの味に応える。

 4、下肢筋力を鍛える「ホリゾンタルレツグプレス」(写真添付)を活用。介護予防にかかせない歩行力を保つ。

 現在、開設して8ヶ月、利用者が口コミで希望者を連れて来るケースもあり、黒字である。しかし、今後は、給与の高騰(専従が増える可能性)や社会保険料の負担増加で収益を圧迫することが予想される。また、介護保険見直しが迫っており、介護度の低い方が利用できなくなることが予想され、当所を利用する方の半数が「介護1」であることから、経営危機も危惧される。このため、利用者が口にする「終の住家」をどのように建てるのかが、今後の「なごみの里」に課せられた課題である。
ホリゾンタルレックプレス
その他の写真一覧

支援内容
 本件については、相談者が遠隔地(中津川市)であったので、当該地を所管する「東濃東部地域中小企業支援センター」と情報提供を密にして、主に次の支援を行なった。

 (1)事業計画の立案 5年間をスパンとし、第1弾「ディサービス事業所」第2弾「ショートスティ施設」第3弾「ケア付集合住宅」を展望した計画の作成

 (2)有限会社の設立 定款の作成から法務局への設立登記に至る諸手続き

 (3)創業資金の調達 市中金融機関へのコーディネイト(父親が所有する不動産を活用して創業資金融資制度を利用)、および、産業経済振興センターの「設備貸与(割賦・リース)制度」の利用

企業者の声
代表取締役
岡島 健二氏
 業を起こすにあたって運不運があると思いました。中津川商工会議所の企業設立パンフレットを目にした時は、最後の賭でした。当初相談した信用金庫では「保証人は、不動産は」と門前払いでした。当会議所で紹介された中小企業支援センターの担当者には真剣に耳を傾けていただき、銀行へも人脈で借入の話を付けていただきました。私の夢をかなえさせていただき、本当に感謝しています。

担当者の声
岐阜県中小企業支援センター
サブマネージャー
古田 晃氏
 創業の成否を決めるのは、「動機の強さ」であると言っても過言ではない、

 当社の創業者は、31歳で理学療法士の資格を取得され、病院勤務をされていた。この資格と技能を活かして「介護・高齢者福祉の仕事」で独立開業し、地域社会に貢献すると言う、創業動機すなわち「志」を持たれた相談者で、事業計画も綿密に立てられていた好事例と言える。

企業基本データ
代表 代表取締役 岡島健二
住所 岐阜県中津川市手賀野175-7
電話 0573-66-5133
e-mail
URL
従業員 12名
業種 福祉(通所介護・デイサービス経営)
主要製品 単独通所介護施設、日帰りサービスで送迎・入浴・リハビリ・食事・レクレーシュン等を提供する施設