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新分野のユニバーサルデザイン製品へ挑戦し、請負生産体制から脱却へ
増田樹脂化学工業 株式会社 平成16年
企業概要
 昭和39年7月、増田社長が現地にて創業。以来、より精密で高品質のプラスチック製品の成形を手掛け、現在では「金型の設計・製作→成形→二次加工」までの一貫生産を行っている。

 今般、「現状の完全請負生産体制から脱却し、取引先に左右されない事業基盤を構築したい」「自社の技術・強みと、メディカル・精密部品の経験を生かした分野に参入したい」との思いから、新事業で全くの異分野である福祉への事業展開を目標に、ユニバーサルデザイン製品の開発に取り組んだ。二代目世代である部長の増田慎也氏に新商品開発が全権委任され、彼らが誇りを持って働ける会社にとの思いが込められていた。

 その結果開発されたのが、シャワーハンガー『ユニバーサル・バー』である。これは、工事・工具が不要で取り付けも簡単なうえ、従来の上下スライド式シャワーハンガーに「タテ・ヨコ旋回」の機能をプラスし、シャワーの位置を自由に「移動」し「固定」できる生活快適道具である。40肩50肩などでシャワーを持つのが辛い方や、ケガや病気などで片手が不自由な方から、子どもやお年寄り、妊婦に至るまで、あらゆる層の快適な入浴をサポートする、まさしくユニバーサルな商品である。

 「今後も、新商品を開発しラインナップを増やすとともに、せっかく開発した商品なので大事に育てていきたい」と意欲を燃やしている。
製品
その他の写真一覧

支援内容
 平成15年4月専門家派遣事業による支援の要請があり、「経営」および「デザイン」分野で登録の専門家(福祉住環境コーディネーター、製品開発指導・企業連携コーディネート活動の実務経験者)より5回にわたるアドバイスを受けた。

 その後、当専門家と顧問契約を締結。現在も、更なる製品開発などに意欲的に取り組んでいる。

企業者の声
代表取締役社長
増田 福次氏 
 全くの異分野進出であったので、専門的な知識や業界の情報を持った専門家の支援が受けられたのは非常に良かった。専門家の後押しを受け、自分達だけだったらやらなかったであろう展示会への出展も行うなど、いい刺激も与えてもらった。

担当者の声
 新市場・新商品という極めて難しい分野への進出であるが、適切な専門家のアドバイスを得ることにより事業化に成功した。福祉は大きなマーケットである分競合も多いが、当社の思いや強みを充分に発揮して更なる飛躍を期待したい。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 増田福次
住所 静岡県焼津市坂本221−1
電話 054−627−6317
e-mail info@mjk1964.co.jp
URL http://www.mjk1964.co.jp/
従業員 70名
業種 プラスチック製品製造業
主要製品 医療器具部品、食品容器キャップ、歯科技工士作業用治具、ユニバーサルデザイン製品