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「音声制御スクリーンシステム」を開発、障害児が理解しやすい視覚情報を提供
有限会社 アイエイチエム 平成16年
企業概要
 平成5年に個人営業から法人化、以来生産管理系を中心とした100%オーダーのソフトウエア開発を行なっている。企業方針としては現場尊重のシステム作りをめざし、打合せから設計、プログラム作成、運用指導までのすべてを請負い、こだわりをもったソフトウエア作成を基本とする。原則としてソフトウエア会社からの下請け作業は無く、基本設計よりの受注により作成するため、色々なノウハウの蓄積があると自負している。

 今回の「音声制御スクリーンシステム」は従来のシステム開発とは趣きが違うが、過去のノウハウを生かしてオリジナリティーのある主画面を設計した、自閉症、知的障害などの子供たちへの情報補償ツールとして有用な、医療機関、養護学校、特殊学級などの指導者向けのソフトウエアである。

 現在、各機関の協力のもとでテスト稼動を実施中であり、色々な問題点を解決しながら販売に向けて開発中である。特に、視覚的構造化(認識パターン)の確立、音声認識上での騒音対策、コンピュータ初心者である指導者に対する操作性の追及、使用者に対するイマジネショーン喚起のサンプル作成等、レベルアップすべき課題は多く、それらの実現に努めている。
授業風景-1
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支援内容
 平成15年度IT事業推進研究開発助成事業の対象先として、500万円の助成を実施した。研究テーマは「ネットワーク対応型の障害児向け理解補助システムに関する研究開発」であり、音声言語や文字による理解が困難な知的障害者や発達障害者を対象に、障害者が理解しやすい視覚情報に変換する技術の開発を行った。

 また、助成先の研究成果普及の場として、平成16年10月28日には当機構(しずおか産業創造機構)主催で「テクノサロン2004」と銘打った展示会を開催し、当社の広報活動支援の一助ともなった。

企業者の声
取締役
田代 眞二氏
 福祉目的ということで従来の当社の業務とは大分かけ離れた分野であり、初めてのパッケージソフト開発に向けて助成の対象となったことが大きな助けとなった。

 また、将来の販売対象も公的機関が主となると思われるため、今後も協力を依頼したい。

担当者の声
 システムについて、工業技術センターとの共同研究や、県立こども病院の協力を得て試験運用なども実施し、製品化に目処をつけることができた。

 販売先については公的施設等が主体となるため、販売方法などの面でも協力をしていきたい。

企業基本データ
代表 取締役 田代眞二
住所 静岡県静岡市高松2−7−1
電話 054−237−6662
e-mail JDK05007@nifty.ne.jp
URL http://ihm.mydns.jp
従業員 2名
業種 ソフトウエア作成業
主要製品 オーダーソフト(生産管理、販売管理等)オリジナルソフト(音声認識理解支援システム)