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創造的技術をもとに、高品位天然果汁の製造法を開発
ララ果汁工業 株式会社 平成16年
企業概要
 昭和23年に現社長の父親が創業、果汁の製造販売を行っていたが、昭和45年に現社長が事業継承、果汁一筋から加工果実の製造も手掛け販路開拓を行うようになった。国内の農産物加工業は年々厳しい状況におかれているが、当社は果実加工や果汁製造について常に独自の新商品開発に取り組んでおり、特に最近「食の安全・安心」を消費者が求めている現状を考え、世界で初めて超臨界二酸化炭素を用いた非加熱高品位天然果汁製造法の開発に成功したものである。

 この技術は、オレンジ、グレープフルーツ等の生ジュースの保存処理法について、非加熱殺菌技術の応用装置を開発・完成し、従来の加熱や低熱流通システムのように提供された果汁を加熱することなく、果実の風味をそのまま長期間保持できる果汁を提供できるものである。また、開発した処理法によって生ジュースそのものの風味を保持するだけでなく、この果汁をゼリー等の加工製品に使用することでも味を大きく改善できることが解り、製造法および装置について国内特許・国際特許を申請中である。

 一方、積極的に商品の新規需要先の開拓にも努め、ホテル、レストランやファーストフード店等に開発した生ジュースを販売し、高級志向飲料として高い評価を得ている。更に、大手商社との業務提携により、非加熱殺菌法の創造的技術を基にして新たな商品開発を推進するなど、常に前向きな経営取り組みを行っている。
開発非加熱高品位
天然果汁製造装置

支援内容
 天然果汁の加工技術について山梨県工業技術センターの技術指導を受けると共に、事業計画について山梨県中小企業支援センターに窓口相談に見えた。

 その後、平成14年度「第2回事業可能性評価委員会」において可能性評価を受け、事業の取り組みに対するアドバイスを受けた。また、同年度の「中小企業創造活動促進法」「自立的地場産業試作開発支援」の認定を受けて国・県の補助金を活用し、超臨界二酸化炭素を用いた非加熱殺菌装置の実用実験機を開発して独自の商品化を進めてきた。

 更に、「専門家派遣」の支援制度を適用して技術アドバイザーによる技術指導を行い、技術改善を推進すると同時に、「新技術・新商品マーケッティング調査」「ビジネスアドバイザー派遣」の支援制度を活用して、食品専門家のマーケティング調査に基づいた販売戦略の策定や市場確保のため販路開拓支援を行った。

企業者の声
代表取締役
佐藤喜之氏
 事業計画の推進にあたり、国や県の中小企業に対する各種支援策を活用させていただくことによって、適切なアドバイス・指導を受けることができ、様々な課題の解決に具体的に取り組めたことに感謝しています。

担当者の声
サブマネージャー
佐藤 壽彦氏
 当社は次々と新商品・新加工法の開発を行ってきましたが、非加熱殺菌高品位天然果汁の商品化に際しては公的支援施策を積極的に活用し、他との差別化を図り事業化に結びつけています。

 このように、各種中小企業支援策を活用し、事業の発展に役立ててください。

企業基本データ
代表 代表取締役 佐藤喜之  
住所 山梨県東山梨郡勝沼町勝沼3283
電話 0553-44-0151
e-mail lallakaju@giga.ocn.ne.jp
URL
従業員 19名
業種 製造業
主要製品 果汁、加工果実

提携に関する情報
 大手商社との業務提携進行中。