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いつも新製品・新技術に挑戦、園芸用「カッタネット」で新市場へ!
株式会社 富田刃物 平成16年
企業概要
 昭和34年9月、ステンレス包丁製造で創業。同41年8月法人化、この頃から輸出用キッチンナイフを製造。同53年より園芸用刃物、土農工具、手工具を製造、ステンレスの熱処理、研削加工を主体とし、その加工技術に付加価値をつけ、ブランド名「仁作」「GREEN TOP」の二種類で販売を行っている。また、輸出向け電動刃物(ミキサー、フードプロセッサー、ナイフ等)の製造も開始した。

 今般、園芸用として、女性、高齢者でも従来の枝切り鋏に比べ少ない握力で安全に切断作業が可能で、しかも、枝・茎の給水効果の高い生花用切断用具を開発。その名も「カッタネット」(形がカスタネットに似ている)とし、現在、東急ハンズ等大手販売店、ネット・通信販売等を通じ販売を行なっている。

 常に、蓄積された技術力を背景に、より消費者ニーズの多様化に対応した商品づくりに取組むため、マーケットインの視点から「技術力、企画開発力、デザイン力」の強化に努めている。

 
カッタネット
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支援内容
新商品「カッタネット」は、「当社の技術を活かして市場が求めるモノづくり」を実現するため「IDSデザインコンペティション」(県商品・デザインコンペ)に参加し、高い評価を得た。 平成15年、「ゆめ、わざ、ものづくり支援補助金」(新潟県独自事業)を活用し、さらに市場に受け入れられる製品開発を目指した。

 その後、「商品開発ラボラトリー」事業(市場調査)において、今後の市場投入に向け、首都圏で活躍する7人のフラワーアレンジメントによるデザイン・使い勝手・価格等についての評価を参考に、商品の完成度を高めた。

企業者の声
代表取締役社長
富田哲朗氏
 「IDSデザインコンペティション」において客観的な高い評価を受けたことから、開発商品に関し自信を持つことができ、商社に対して新商品説明をする場合でも、その評価をもとに自信を持ってプロモーションを行なうことが可能となった。

 今回、商品の機能自体には充分な自信はあったものの、「売価の判断基準」に自信がなかったことから、産業創造機構を利用し調査を行った結果、自社判断基準との乖離が少なく、自社調査力にも自信を深める結果にもなった。

 市場調査など独自調査が難しい企業は、支援センターの活用を積極的に行うべきである。調査結果により事業を前に進めるための決断が生まれ、大きな推進力になると考える。

  (企画・デザイン担当 常務取締役 富田博之氏)

担当者の声
 この度、当機構の事業メニューの活用により「商品開発から市場流通」まで支援ができたことは、喜ばしい限りである。

 今後は市場の動きに先んじることが必要になるが、幅広いチャネルにおいて多くの方々から「カッタネット」が支持され、このことがまた次の商品開発のエネルギーとなることを強く希望する。  

企業基本データ
代表 代表取締役社長 富田哲朗
住所 新潟県燕市大字小関623−1
電話 0256-63-2221
e-mail
URL
従業員 22名
業種 金属製品・手道具製造販売業
主要製品 園芸用刃物、土農工用具、手道具、民生家電用刃物

提携に関する情報
販売提携のご相談に応じます。