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新開発の「味覚センサー」を“味の物差し”に!
株式会社 インテリジェントセンサーテクノロジー 平成16年
企業概要
 当社は、谷口社長が、平成14年1月に勤務先(アンリツ株式会社)から独立し同社内を拠点として設立した。当初資本金は30百万円。

 谷口氏は、アンリツ勤務中より味覚センサーの開発に従事しており、九州大学情報科学研究部門と連携、同大都甲教授と共同でセンサーの開発を進めていたが、アンリツから事業移管を受け、商品化の目途をつけた。

 味覚センサーは、人間の舌の脂質膜を用いて味覚を識別するための装置で、人間が感じる味覚(官能)を機械で表現可能とした、現在世界で唯一のセンサーである。これにより、味覚の定量化、視覚化、比較化が可能となった。

 当社は、次の2点を理念として掲げている。

 ・自然と人間に対し優しい環境を作るための技術を提供する 

 ・世界の味の標準となる技術を提供し、味の文化に貢献する

 今後は、装置の販売だけでなく、味覚の調査・分析評価・コンサルティングまで行っていく計画である。
味認識装置

支援内容
 平成14年、当センターで実施している「ビジネスプラン実践講座」を受講し、ビジネスプランのブラッシュアップを図るとともに、初期資金ニーズへの対応として創業者・ベンチャー企業向け県制度融資の「スタートアップ融資」を申請、その支援決定を受けた。

 また、当センターが事務局を務める、全国的規模で案件を募集するビジネスプランの発表会である「ビジネスオーディション2002」に参加、オーディション会場においてプランの発表を行い、その技術優位性を認められ、県技術士会賞を受賞した。

 さらに、15年度には、当センターが運営に参画している民間主導型ベンチャー支援組織「TSUMAMI」が、ベンチャーキャピタル、証券会社、金融機関、提携先を探している企業等を対象として開いている、ビジネスプラン発表会でプレゼンテーションを行ない、事業拡大に役立てている。

企業者の声
 財団各種事業の支援を受けることにより、事業立ち上げ時における資金面、体制整備の面で効果があった。資金面においては、ベンチャーキャピタル、監査法人等との接点もでき、今後の事業発展に向けての端緒を開くことが可能となったと思っている。

担当者の声
 産学連携により育てた技術シーズをもとに、スピンオフ・ベンチャーとしてその地歩を築きつつある、ベンチャー企業の典型的な例。

 初期段階での支援は一段落した感があるが、さらなるステップアップに向けて企業のニーズを汲んで支援していきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 谷口 晃 
住所 神奈川県厚木市恩名1800 アンリツ株式会社内
電話 046-296-6609
e-mail
URL http://www.insent.co.jp/
従業員 16名
業種 精密機械器具製造業
主要製品 味覚センサー (計量・測定・分析・試験機器)