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IT環境の革新により生産管理業務の高度化を実現
株式会社 ケアコム(群馬工場) 平成16年
企業概要
 1955年に日本で初めて同時通話式のナースコールを開発。「患者の代表として病院を過ごしやすい空間に変えたい」との社長の熱い思いを支えに順調に業績を伸ばし、今や年商65億円。業界占有率4割、国立病院では7割のシェアを誇る。

 医療情報システム化が進展する中、電子カルテとデータを共有できる当社のナースコールシステムは、需要が急速に高まっており、新しい市場が生まれてきている。新たな取り組みとして「コールレス・ナースコール」を開発。これは、患者が看護師を呼ぶ前に、トイレの周期や点滴の終了などを予測して、必要な処置を事前に施そうというもの。看護師の負担軽減だけでなく、患者の満足度が向上し、病院の経営面でも有効なことから、地域の拠点となるような病院で順次導入が進んでいる。

 「病院を利用する人の立場に立って、必要だと感じたシステムはどんどん具現化したい」と病院と患者をつなぐ「命綱」となるべく、日夜、開発に知恵を絞り続けている。
群馬工場全景
 
ナースコール

支援内容
 当社のIT基幹システムは優れたものではあるが、生産管理現場では混乱が生じていた。ナースコールの種類は300種類以上もあり、受注、製造、出庫の流れは単一ではなく、システムの規定通りにいかないものが多い。ペーパーレスを目指したはずの現場では、メモや伝言の「紙」が飛び交う状況であった。「なんとかスムーズにできないものか」との相談を受け、ITのエキスパートを派遣することになる。

 専門家は即座に現状を把握し、問題点を順次改善していった。基幹システムでは対応できないイレギュラーな処理、例えば病院など得意先からの前倒し発注への対応やシステム外の出庫管理など、現場に合わせたITシステムを構築。結果として大幅な業務改善、合理化、情報の共有化を実現することができた。

企業者の声
代表取締役
池川充洋氏
 支援機構のバックアップで、現場の混乱を回避することができただけでなく、1日当り6時間以上の業務の効率化が実現できた。これからも様々な側面から経営課題を改善し、発展していくために支援願いたい。

担当者の声
 IT環境に拘束され、業務が硬直化するケースはよくある。当社の場合、早期に問題を発見し対処できたことで、将来に向けたシステムの発展性を確保できた。今後も様々なステージでお役に立てるよう努力していきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役 池川充洋
住所 (本社)東京都調布市多摩川3−35−4(群馬工場)群馬県佐波郡玉村町箱石419−1
電話 (本社)0424-85-7111(群馬工場)0270-65-0651
e-mail (群馬工場)e_nagamatsu@carecom.co.jp
URL http://www.carecom.co.jp
従業員 200名
業種 医療機関向け通信設備製造販売業
主要製品 ナースコール、介護支援システム