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文教分野向けパッケージソフト「info Clipper」のCS(顧客満足)経営
株式会社 日東システム開発 平成16年
企業概要
 昭和57年に株式会社日東電機製作所のソフトウエア部門が独立。制御系のソフトウエアを中心に、製造業や流通業向け情報システム、ソフトウエアの受注開発を得意分野としてきた。最近では、インターネット関連システムの開発や文教分野向けパッケージソフトの自主開発・販売を手掛け、成長している。

 平成13年に発売した文教向けの学内情報管理・統合パッケージソフト「info Clipper」は、学生ひとりひとりの詳細情報をデータベースとして一元管理。募集から在学・卒業・進路指導まで、学生の管理と教務作業を大幅に効率化することができる。製造業向けのソフト開発で培ったコスト意識とノウハウが生かされている。

 現在の売上げは5億円。そのうち文教向けパッケージソフトの売上げは、ハードを含め総売上の3割を占めるまでに成長している。専門学校、短大、大学の経営環境は少子化により急激に変化しており、常に変化に合わせたシステムづくりを目指し、時間割のシミュレーションなど新しい商品の開発、販売を進めている。

 文教分野向けパッケージソフトの自主開発は、従前の製造業や流通業向けの受注開発にもまして、顧客志向が重要である。ニーズの発見から充足まで、顧客の注文によらず自社が主体的に機能しなければならない。そのためにも顧客との密接な連関が必要であり、全社をあげてCS(顧客満足)経営に取り組んでいる。

 
社屋
 
フロー図

支援内容
 平成12年度に特定用途向けパッケージソフト開発について最初の相談があり、専門家派遣事業によって開発ステージを支援。発売当初から文教分野向けパッケージソフトの売上げは順調に伸びた。

 しかし、その後、販売が伸び悩んだため再び相談を受け、平成15年度と16年度にわたり専門家派遣事業を実施、専門学校経営に精通した専門家を派遣し、学校事業の経営革新を展望したシステムづくりに取り組んだ。

 併せて、平成15年度はマーケティング戦略の構築を支援、自社商品の位置付けを明確にした。引き続き平成16年度は、社内組織が連動して顧客志向を推進するよう、CS(顧客満足)経営体制を構築するための専門家派遣を行なっている。

企業者の声
代表取締役
青木規夫氏
 専門家はCS経営のやり方や学校経営・業界を良く知っている方で、よい先生にめぐり会えたと思っている。受託型システムの開発は顧客の要求内容がはっきりしているが、パッケージソフトは顧客をよく知らないと受注が伸ばせない。スピードをキーワードに、経営革新とCSサークル活動を実践している。

担当者の声
 当社は、専門家派遣制度を活用して、受注型から提案型企業への転換を着実に進めている。今回の支援を機会に、顧客のニーズを的確に把握する仕組みづくりが定着することを期待している。

企業基本データ
代表 代表取締役 青木規夫
住所 群馬県太田市清原町5−8
電話 0276-37-8285
e-mail info@nittosys.co.jp
URL http://www.nittosys.co.jp
従業員 36名
業種 情報サービス業
主要製品 業務用ソフトウエアの開発・販売、インターネットビジネスの企画・開発、制御システムの開発、コンピュータ周辺装置の販売