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半導体放射線検出器およびそれを活用した装置の開発
株式会社 レイテック 平成16年
企業概要
 当社は、1991年10月に設立された企業で、半導体を利用した放射線検出器(センサー)とその関連技術を活用した装置の開発・製造を展開している。大学や試験研究機関で使う実験用がメインで、「細かいニーズに対応したオーダーメイドの検出器を作れる国内唯一の企業」(尾鍋社長)という。

 半導体を使った放射線検出器がさまざまな分野で使われるようになったのは90年代に入ってからで、まだ開発途上の技術といわれているが、当社も新たな事業の柱づくりとして、これまで蓄積してきた半導体放射線技術と製造力を活用して、「小動物診断用X線CT装置」の開発・製品化に着手した。ようやく実用化に成功し、2004年内に発売予定である。

 放射線検出素子・検出器は、原子核物理の基礎研究のほか、タンパク質分析やナノテクノロジーなどさまざまな分野への利用が期待されているが、尾鍋社長は「高性能センサーの開発を続け、この技術の向上を基本とした製品を開発して科学技術の進歩に寄与したい」と語っている。
小動物診断用X線CT装置
その他の写真一覧

支援内容
 当社は、本来保有している半導体放射線検出器に関わる技術を基本として、さらなる研究開発と製品開発・商品化を行ってきたが、過去、数年にわたりいくつかの研究開発用公的補助金を交付してそれらを支援してきた。また近年、当社が注力している「小動物診断用X線CT装置」の開発においては、製品開発用補助金交付に加えて、専門家派遣(工業デザイナー派遣)により外装デザインに係る指導を行うことによって、商品の付加価値向上と製造コスト削減を支援し、商品化を促進した。

企業者の声
 過去いくつかの公的支援の恩恵に浴し、幸い当該技術の確立といくつかの商品化をすることが出来た。今後とも公的支援策を適切に活用させて頂き、技術の進化と優れた商品作りとによって、科学技術の進展と世の中の役に立っていきたい。

担当者の声
 当社が保有している技術は、容易には他の追随を許さないものであると思われる。今後とも、さらに科学技術の進展や産業界の発展に大きく貢献することが期待されるので、適宜・適切な支援策を提供することにより更なる発展を目指してバックアップしていきたい。

企業基本データ
代表 代表取締役 尾鍋秀明
住所 栃木県宇都宮市陽東5−6−27
電話 028−689−4771
e-mail raytech@poem.ocn.ne.jp
URL http://www2.ocn.ne.jp/~raytech/
従業員 7名
業種 製造業
主要製品 半導体放射線検出器、小動物診断用X線CT装置