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独自の技術で廃木材リサイクル循環型ビジネスに取り組む
ハイウッド 株式会社 平成16年
企業概要
 当社は、産業廃棄物の中で最大の「ゴミ」である廃木材、とりわけ建築解体現場から発生する廃木材のリサイクル技術にチャレンジしている企業で、これまで分離・分別が不可能とされていたCCA木材(腐朽やシロアリ食害に対する防腐処理をした木材)の判別装置「ウッドスキャン」を開発した。この装置は、近赤外線光を使い非破壊で有害木材を判別するもので、解体現場用の携帯用小型機器と資源化工場や建材メーカー等におけるライン設置型装置との2機種を実用化している。

 この他、当社では、建設発生廃木材のリサイクルを推進する上で問題となっている再生製品の製造技術開発にノウハウと各種特許を有しており、廃木材を原料にした高吸放湿活性炭「RHC調湿材」や、建材、発泡シート等の製造技術を持っている。

 建設発生廃木材は、産業廃棄物としての焼却減容処理が大半で、資源リサイクルを行う製品化ビジネスの形態が木質ボード以外にない。また、廃木材の発生量と再利用量のマスバランスがとれていないため、入口事業者と2次製品事業者の間で再生チップの受入れコストが決まっていない。こうした中で、当社は炭化プロセスによる再製品化工場や再生木材事業を広めようとしており、製品販売先となる企業との連携が課題となっている。
RHC調湿材…顕微鏡写真
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支援内容
 CCA木材の判別装置「ウッドスキャン」の開発に対しては、技術開発に必要な基礎研究段階から、補助金を支給すると共に、大学・公設試験場との連携などを指導している。更に、当社が新産業として廃木材リサイクル関連事業に取組む際の事業連携について指導を行っている。

企業者の声
代表取締役社長
安藤 則男氏
 CCA木材判別装置の開発では、基礎研究用の分光機を買えないでいた時に補助金を得たことによって、決定的な判別の基礎となるデータを確立したことが役立っている。更に、完成した機器の販売、新規事業の立ち上げに対する指導は、行政の方々への印象を越えた実務的視点からのものであり、極めて有効である。

担当者の声
サブマネージャー
庄司 孝一
 当社は、廃木材リサイクル事業に関する種々の技術開発を目標とした産業クラスターの中核的存在となっており、平成15年11月より東北経済産業局認定の産業クラスター「廃木材リサイクル研究会」の事務局を引き受けている。

 また、翌16年度は山形県村山地域エコタウン計画(建設発生木材リサイクルプロジェクト)の実現にも尽力されている。

 自社の枠を超えた活動に敬意を表しつつ、引き続き適切な支援と協力を行いたい。

企業基本データ
代表 代表取締役社長 安藤則男
住所 山形県山形市青田4−9−29
電話 023-633-2395
e-mail info@hywood.co.jp
URL http://www.hywood.co.jp/index.html
従業員 6名
業種 廃木材リサイクル関連機器販売 廃木材リサイクル商品販売廃木材リサイクル技術コンサルティング、ライセンス販売
主要製品 CCA判別装置「ウッドスキャン」、高吸放湿活性炭「RHC調湿材」