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自慢の麺を全国へ! 新事業で地元密着へ!
林泉堂 株式会社 平成16年
企業概要
 「リンセンドウ〜♪ボンボボンボ〜ン♪」と、ちょっと耳に残るフレーズのCMで県内では知られていた当社も、全国では無名の企業だった。数年前、当社の登録商標である「十文字ラーメン」が世界中から優れた食品を発掘し顕彰するモンドセレクションにおいて銀賞を、同時に「秋田比内地鶏ラーメン」が生ラーメンとしては世界初の大金賞を受賞。これにより方々からの問合せが増加。今では県内有数の会社に成長しつつある。

 そもそも、当社は家族経営的な地元密着型の企業だった。しかし、年々厳しくなる経営環境により業績の伸び悩みに直面する。そこで、これを打破すべく経営革新に着手。まず製麺事業のIT化(特に電話応対、生産指示、在庫管理、出荷指示など業務効率化)を行った。これが受賞と相乗効果を生み出し、一気に販売網が全国へと拡がり、売上も前年比50%増と伸長。同事業を大きく飛躍させ「林泉堂ブランドの確立」に向けて大きく前進した。

 また、経営革新の一環として、製麺事業と並んで柱となる事業を検討。遊休施設となっていた旧社屋を利用して乳製品の宅配事業を開始した。もともと冷菓類の卸業も営んでいることから、通常の3分の1以下のコストで広域展開に成功し、「ふれあい」をお客様に提供するという理念のもと、4事業所を開設するに至っている。

 現在も改革は続行中。自社ブランド製品の販売チャンネルを更に拡大させるための新製品の開発、宅配事業拡大のためのシステムの構築を行うなど、精力的に活動を行っている。
製品

支援内容
 当社は、IT化の推進、製品の受賞により急激に受注が増加し、生産が追いつかない状態になってしまった。これにより生産工程に歪みが生じ、製品のクレームまで発生する事態となった。そこで、これを解消するため、機械類貸与制度(秋田県単独)を利用して真空式捏(こね)機、包装機を導入。これにより生産効率の改善と製品精度の向上をもたらし、クレームの減少、コスト削減等につながった。

 また、当社は今後の全国への販路開拓を考え、品質が落ちにくく長期保存が可能な冷凍麺類の製造販売に注目。その製造開発を行うために同制度を利用して凍結装置を導入した。まだ本格的な販売までに至っていないが、現在県内には同設備を所有している企業がないため県外企業から調達している外食産業を中心に、新たな販路の獲得は十分に期待できる。

企業者の声
専務取締役
林 博樹氏
 機械貸与制度を利用して導入した設備によって新製品の開発に幅ができ、効率的に生産ができるようになった。これを足がかりに、これから製造ラインの見直しも検討している。

 今後は、より多くの人に林泉堂を知ってもらうために、通信販売システムの充実や県外拠点の設置を検討中である。宅配事業も併せて拡大していきたいと考えている。

 企業としてはまだ未熟な部分もあり課題は多いが、1つ1つ解決していくことで成長していきたいと思う。

担当者の声
 当社のここ数年の躍進にはめざましいものがある。これも会社を変えていこうという熱意の表れといえる。今回は設備貸与での支援を行ったが、今後の事業展開に向けて多角的に相談に応じていければと思う。改革の中心となっている専務のお話を聞いていると、アイデアが尽きることがない。これからの当社の活躍が楽しみであり、大いに期待している。

企業基本データ
代表 代表取締役 林 博資
住所 秋田県平鹿郡十文字町仁井田字八荻101
電話 0182-42-5500
e-mail info@rinsendo.com
URL http://www.ramen.co.jp/rinsendo.htm
従業員 25名
業種 製造業、小売業
主要製品 めん類の製造販売(生めん、茹めん、冷凍めん、スープ、副食材等)乳製品の宅配事業