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北海道ならではの製品開発で、高まる期待に応える
株式会社 白石ゴム製作所 平成16年
企業概要
 当社は、工業用ゴム製品をはじめとして、教材展示器具や福祉用具等でも高い技術力を発揮している。産・学・官連携による新製品の研究開発を熱心に行ない、コンベア等の大型ゴム製品の関連工事や、各種パッキン、マット、シート等の従来製品に止まらず、「北海道ならでは」の自然環境に適応した新製品を続々と出している。

 平成6年に大手農薬メーカーと共同開発した自走式農薬散布ラジコンボート「ラジボー」も、北海道に多い大区画水田に適応できるように開発された。広い水面上を滑走しながら直接水中に農薬を散布することから、薬液の飛散を防ぎ、人体や環境に悪影響を与えることなく、安心して作業効率を上げることができる。道内の大区画水田で多く使用され、当社の高い製品開発力と技術力が評価されている。

 平成13年に発売した、低音やけどを防ぐセンサーを内蔵した「子牛ちゃんの敷きぶとん」は、子牛の寒さが原因での死亡や体調不良を防止する目的で開発された。北海道立工業試験場の協力のもと、低音やけどを防止し、病原菌の発生を抑える抗菌を施したヒーターマットを商品化した。畜産・酪農家からは、特に免疫の低い生後まもない子牛を寒さから保護できることから注目されている。

 他にも、従来のロードヒーティングに変わる、ゴムの特性を利用した路面凍結対策技術の開発や、リサイクルゴムチップを利用した環境対応製品を開発・販売している。
ラジボー
その他の写真一覧

支援内容
 平成6年に、従来の工業用ゴム製品からの多角的事業展開を目指して始めた「除草剤散布用ラジコンボート」の研究開発にあたり、北海道創造的中小企業育成条例にもとづく直接補助を行ない、以後、9年の「凍結路面用ノンスリップブロック」、13年の「子牛の温熱ヒーターマット」の研究開発に際しても同様の助成を行なった。

 さらに、これら研究開発成果の事業化にあたり、14年には「着氷防止エアーマット」の販路拡大のためにプレゼンテーションの機会を提供。15年には「子牛の温熱マット」の事業化に際し投融資を実行したほか、以後も株主としての助言指導を含め継続して支援を行なっている。

企業者の声
代表取締役
千葉 武雄氏
 センターの支援を受けたことで新製品開発から事業化へと成果を上げることができ、現在も研究開発成果をもとに経済産業省の地域新生コンソーシアムにつながる大きなプロジェクトを立ち上げ、社会的認知等を含め企業の信頼度も高まりました。

担当者の声
 新製品の研究開発による経営革新に積極的に取り組み、地場に密着した数々の製品化に当センターの事業を積極的に利用されています。

 このように、地場企業の振興を積極的に支援していますので、お気軽にご相談ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 千葉武雄
住所 北海道札幌市白石区北郷4条4丁目2−17
電話 011-872-3771
e-mail
URL http://www.rubber.co.jp
従業員 21名
業種 ゴム製品製造業
主要製品 工業用ゴム製品の製造加工、新製品開発の試作品開発、これらの関連工事一式

提携に関する情報
 私達は、埼玉・東大阪・兵庫等の先人を見本に北海道における共同受注システムの連携を進めており、「北海道ならでは」の製品開発に取り組むため、オンリーワンの技術を有する企業との連携を希望します。