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模型はコミュニケーションツール、その自動作成システムを開発
株式会社 ウェザー・コック 平成16年
企業概要
 当社は、博物館・資料館・科学館等に展示する精密模型や、地域開発事業などに活用される環境計画模型、展示会やイベントで使われるディスプレイ、それに、これらに伴う演出・装飾装置等の設計を行なう、コンピュータ技術と職人の技が融合した会社である。

 もともと、手作業でつくられる精密模型の評価も高く、固定模型はもとより、可動展示物でも設計技術の高さが認められ、外見のリアリティな追求だけでなく設計面からの安全性も高い信頼を得ている。

 その当社が、コンピュータに入力された数値データから自動切削・印刷によって高精度の地形模型を制作する方式「3Dリアルプリント」を開発した。大学の研究者、技術者が使用している数値データをそのまま利用して、短時間で精度の高い地形模型として立体化することができる。平面では得られなかった情報も視覚的に理解しやすいことから、津波や火山活動の災害時における検討材料(状況の変化に応じた対応)としても活用されている。

 この「3Dリアルプリント」は海外の技術者や研究機関からも関心を集めており、世界へ向けて高い技術を発信しようとしている。
地形模型(駒ケ岳)
その他の写真一覧

支援内容
 平成10年に、「コンピュータ自動切削による地形模型」の展示会出展経費の一部助成を始め、以後の事業展開にあわせて各種支援を行なっている。

 13年度には、人材育成(研修)事業として開催した研修「3次元CADによるデザイン開発」および「光造形と非接触3次元測定」に参加、翌14年には、地図情報を立体的に地形模型に印刷した高精度な立体地図印刷模型の事業化にあたり増加運転資金の相談を受け、融資を実行した。

 さらに、15年にはこの印刷模型の展示会出展を助成したほか、これら展示会の成果として現れた海外からの引き合いに対応するために、貿易実務に関する専門家の派遣によって支援している。

企業者の声
代表取締役
山本 真裕氏
 支援制度を受けることで、本州や海外などへの展示会出展などの前向きの営業が行なえるようになった。

 支援センターという心強いサポーターのいることが、新たな技術の開発に繋がっている。

担当者の声
 当初の地形模型からより高度な技術開発、さらに、事業化・販路開拓の過程で、お手伝いができたと考えています。

 各種支援策を上手に組み合わせて利用していただくことで、事業展開のお役に立つことができますのでご利用ください。

企業基本データ
代表 代表取締役 山本真裕
住所 北海道札幌市豊平区月寒西3条7丁目1−31
電話 011-852-1623
e-mail yamamoto@weathercock.co.jp
URL http://www.weathercock.co.jp
従業員 10名
業種 製造業
主要製品 高精度地形模型・展示装置・実験装置・防災シミュレーション装置

提携に関する情報
 防災に役立つ3D実態模型可視化技術を持っています。

 良い模型製作には良いデータが必要です。レーザー測量技術など、デジタルデータ技術を事業にしている企業との提携を望んでいます。