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中小企業診断士トップランナー訪問

島谷中小企業診断士事務所代表/株式会社メタバーズ代表取締役社長/株式会社プロモ・ラボ取締役副社長 島谷直芳さん

取材・文:村橋保春

中小企業診断士の能力を企業に展開する
【第1回】ITと中小企業診断士

取材日:2008年9月7日

早い時期からインターネットに着目し、今では仮想世界を利用したプロモーション支援、ビジネス開発まで行っている中小企業診断士 島谷 直芳氏ですが、今日に至るまでには相応の苦労を重ねてこられました。事業を見つめ、前向きに行動する姿勢にトップランナーの矜持を感じます。

ITを基本スキルとする

島谷直芳さん

― 島谷さんはITを事業の基本においていますが、どのようにスキルを確保されたのですか?

もとから独立して仕事をしたいと考えていました。法学部出身ですが、他学部のベンチャービジネスの講義の単位を取得するなど経営に興味がありました。
インターネットに興味がありましたが、大学を卒業した当時は、インターネット業界においてはアルバイトの求人があるだけでしたので、卒業後商業施設のコンサルを中心に行っている会社に入社しました。やはりインターネットがやりたいと思いIT企業へ就職しました。就職活動においては、新卒ですぐに仕事を辞めている、インターネットがしたいが文系出身という不利な条件でしたが、入社後に情報処理関連の資格を取得することを約束することで採用されました。ソフトのサポートの集約業務、開発業務などに携わり、5年間勤務しました。

― ITとはどのようなきっかけで関わったのですか?

ITやパソコンには子供の頃から接していましたが、特にインターネットを始めたときに、これは世界や自分の生活を変える空間だなという衝撃を受けました。そのころから、インターネットを利用した生活やビジネスには常にアンテナをはって活動していました。

本当のビジネスマンを目指す。

島谷直芳さん

― 診断士試験を通じて、価値を生み出すビジネスマンのあり方を学ばれたとお聞きしました

IT技術を身に付けたことでどこでも就職はできると思いました。しかし、就職はできるけど自分で仕事を作ることはできないと感じ、これは本当の意味でのビジネスマンではないのではないかと感じ始めました。仕事ができてお給料はもらえているが、自立している感じがせず、ゼロから生み出して対価を得るのが本当のビジネスマンではないかと感じたわけです。そして、裸で放り出された時にゼロからできる力とどこへ行っても仕事ができるようになりたいと勉強し始めました。資格について調べてみると他の資格に比べて試験科目が幅広く一番楽しそうだったのが診断士でした。この勉強をすることで、自分に足りないビジネスマンとしての知識が身に付くと思い選びました。
勉強は予備校に休日に通学しました。ミニテストで点数が悪いとそういった自分自身に腹が立ち、3ヶ月目から本格的に勉強を始めました。
会社には実力が備わっていない時に採用していただきとてもお世話になったので、ご迷惑がかからないように半年前に辞めることをお伝えし、試験の準備を行いました。
診断士に受からなくてもITには携わっていきたいと思っていました。

(つづく)

島谷直芳さん:島谷中小企業診断士事務所代表、株式会社メタバーズ代表取締役社長、株式会社プロモ・ラボ取締役副社長

島谷直芳(しまや なおよし)
大阪大学法学部法学科卒業。中小企業診断士・情報処理技術者(システムアナリスト/プロジェクトマネージャー)
IT企業勤務の後独立起業し、インターネット活用ビジネスと、経営戦略立案のコンサルティングを行う。

【島谷中小企業診断士事務所】 http://www.shimaya-c.com

会社名 株式会社メタバーズ
資本金 1080万円
所在地 東京都世田谷区代沢5丁目32-5