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使えるコンサルティングツール

ビジネスパートナーを探す

文:鈴木 佳文(中小企業診断士)

日本政策金融公庫国民生活事業 ビジネスマッチングゲート

https://match.k.jfc.go.jp/u_user_login_disp.do

【おすすめポイント】

画面ビジネスマッチングゲートとは、日本政策金融公庫国民生活事業(以下、「公庫」)の取引先が参加できる「公庫ホームページ上でのビジネスパートナー探しの場」です。「販路を開拓したい」、「仕入先や外注先を開拓したい」などのニーズを持つ方に対する無料マッチングサービスで、平成21年1月に開設されました。現在、1,448社の登録があります(平成21年6月16日現在)。

このサービスは、公庫と取引がある(融資残高がある)個人または法人を対象としているため、公庫から融資を受けられる信頼性のある個人または法人のみとのマッチングになります。ユーザー登録は取引がないとできませんが、閲覧は外部から自由に行えるため、無償の告知ツールとして活用できる点がおすすめです。

1.簡易の信用調査に活用

公庫の融資を受けられる程度の信頼性があるか、という尺度で信用調査代わりに活用する。

2.外注先・仕入先の探索に活用

外部から自由に閲覧できるため、仕入先開拓ルートの1つとして活用する。

3.若干のSEO対策に活用

登録情報にホームページのアドレスを登録できるため、自社ホームページへの誘導や、被リンク数を増やすなどのSEO対策として活用する。

ただし、クライアントにおすすめする際は、慎重な対応が必要です。融資残高があることが外部に全公開されてしまうため、拒否反応を示される方もいます。

実際に数名におすすめしてみましたが、「借金がオープンになるからイヤだ」ということでどなたも登録されず、「ここに出ているコンサルタントには頼まない」という方もいらっしゃいました。公庫に融資残高があることをプラスに捉えるか、マイナスに捉えるかで、反応が大きく分かれるようです。

開設して間もないサイトですので、今後のマッチング成果や利用者の母数増加に期待しつつ、公庫の融資残高があるクライエントにおすすめする1つのツールとして、記憶しておくとよいでしょう。