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使えるコンサルティングツール

様々に加工可能な統計データ

文:鈴木 佳文(中小企業診断士)

統計局ホームページ(総務省統計局)

総務省統計局 http://www.stat.go.jp/

お勧めポイント―様々に加工可能な統計データ

図1総務省統計局のHPには、国勢調査を始めとする様々な統計データが公開されています。これらの公的統計データは、中小企業支援の際に提案書や報告書の客観的な裏づけデータとして活用できるので、便利です。市場調査でも基本的な資料として役立ちます。

特筆すべきは、主要な統計データがエクセルフォーマットでダウンロード出来る点です。統計帳票を参照して必要部分をメモしてくるより遥かに効率的に、統計処理に活用できる基本データが入手できるのです。 (右図は国勢調査のデータ一覧)

頻繁に活用するデータは、何といっても「国勢調査」「家計調査」です。創業支援や経営相談の場面で、エリア調査に活用しています。

例えば、「地域密着で65歳以上の女性をターゲットにしたい」という時に、『国勢調査』のデータを活用して商圏内に標的顧客がどれくらい居住しているかを推計することが可能です。また、鮮魚専門店で「弁当や惣菜を作ってみてはどうか」というような検討をする際に、『家計調査』のデータで消費動向を確認し、『国勢調査』の世帯数データと合わせて商圏内の市場規模を推計することもできますね。

その他、『事業所・企業統計調査』のデータを活用すれば、商圏内に存在する事業所数と勤務者数が分かりますので、飲食店などで昼間需要を推計することも可能です。

図2公的な調査結果なのでデータの信頼性としては説得力がありますし、生データなのでアイディア次第で様々な加工が可能です。活用可能なツールとして、道具箱に入れておきたいホームページです。