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中小企業支援の理想形を目指して活動する「いばらき地域創造ネットワーク」

取材・文:福島正人(中小企業診断士)

【第1回】茨城県支部日本一構想

取材日:2010年7月21日

今回は、中小企業応援センター「いばらき地域創造ネットワーク」を取り上げます。
 (社)中小企業診断協会茨城県支部を中心に、(社)茨城県経営コンサルタント協会・水戸信用金庫・学校法人日通学園流通経済大学・法政大学地域研究センター・特定非営利法人つむぎつくばが協力して運営している同ネットワーク。川又昭宏センター長((社)中小企業診断協会茨城県支部長)、横田透コーディネーター((社)中小企業診断協会茨城県支部理事)、小園江和博コーディネーター(中小企業診断士)にお話を伺いました。

茨城県の中小企業にさらに役立つ

― まずは、(社)中小企業診断協会茨城県支部について教えてください。

川又昭宏センター長
川又昭宏 センター長

川又:(社)中小企業診断協会茨城県支部は、会員数64名です。平成21年から私が支部長をしています。茨城県支部は、地方支部ではあるものの、首都圏に位置しています。つくばエクスプレスなどのインフラ整備が進み、東京の情報も入りやすい地域です。最近では、会員診断士に若手が増えてきました。理事10名のうち、半分以上が若手診断士です。また、企業に勤めていた団塊世代の中小企業診断士が、独立する時期にもなってきました。特に茨城県南部の地域で、独立する中小企業診断士が増えてきています。

― 茨城県支部としては、どのような活動をしているのですか?

川又:以前は、中小企業診断士理論政策更新研修・視察研修・調査研究事業などが活動の中心でした。しかし、独立する会員診断士が増え、交流・情報交換・診断技術の向上などのニーズが高まってきました。頼れる支部、力強い支部であることが期待され、新しい事業活動をすることが求められるようになりました。

― 力強い支部であることが期待されている。

川又:私は、茨城県支部日本一構想を持っています。会員1人あたりの事業費、会員の組織化率((社)中小企業診断協会の会員になっている中小企業診断士の割合)を高め、日本一にしようと努力しています。茨城県支部が頑張れば、(社)中小企業診断協会の他支部にもよい刺激を与えられる。「茨城県支部ができるのならば、うちの支部でもできる」と思ってもらえるよう、頑張っています。

川又昭宏センター長、横田透コーディネーター、小園江和博コーディネーター

― 現在の組織化率はどのくらいですか?

川又:企業に勤めていて、「診断協会に入らなくても...」という方がいるので、現在の組織化率は50%くらいです。でも、強い支部になって事業費が増えれば、組織化率も高まっていきます。経営相談活動などを増やしていけば、中小企業診断士自身の技術向上にもつながります。結果として、茨城県の中小企業にさらに役立つことができるのです。

理想的な中小企業支援を

― そういう意味では、中小企業応援センター「いばらき地域創造ネットワーク」は、まさに茨城県の中小企業に役立つ活動ですね。中小企業応援センターに応募したのには、どのようなお考えがあったのですか?

川又昭宏センター長、横田透コーディネーター、小園江和博コーディネーター

川又:中小企業応援センターになることができれば、自分たちが予算を持ち、活動することができます。これにより、中小企業に対して、経営計画の実行まで支援していくような深いかかわり方ができると考えたからです。また、中小企業のニーズに合わせて、夜間に相談を受けたり、土日に相談を受けたりすることも可能になります。より理想的な中小企業支援ができるようになると考え、中小企業応援センター事業に応募しました。

(つづく)

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組織名 中小企業応援センター「いばらき地域創造ネットワーク」
コンソーシアム団体 (社)中小企業診断協会茨城県支部(代表法人)
(社)茨城県経営コンサルタント協会
水戸信用金庫
学校法人日通学園流通経済大学
法政大学地域研究センター
特定非営利法人つむぎつくば
センター長 川又昭宏
所在地 【水戸本部】茨城県水戸市大町3-2-51
【つくば窓口センター】茨城県つくば市並木3-26-20
TEL 029-851-3403
ホームページ http://ibaraki-souzou.jimdo.com/