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中小企業診断士の仕事

北海道を元気に! “道産子診断士”の思いに迫る

取材・文:福島正人(中小企業診断士)

【第3回】自分が幸せになれる方法を探して......

取材日:2009年6月1日

真剣に、そして言葉を1つひとつ選ぶように、丁寧に質問に応えてくださる秋田さん。言葉の端々に、北海道への思い、中小企業診断士という資格への思いが感じられます。最終回となる今回は、読者の方へのあたたかいメッセージをいただきました。

「中小企業診断士」という肩書きへのこだわり

世間に、中小企業診断士という業種を認知していただいた結果、仕事の輪が広がっていく。それが、企業にとってもプラスとなり、私の仕事にもつながっていく。こうした流れが、いちばんの理想形ですね。経営者の方は、孤独を感じる場面も多いと思いますが、そうしたときにまず頭に浮かぶのが、私たち中小企業診断士であればいいな、と思うんです。だから、事務所の名前はもちろん、執筆やラジオ出演の際も、必ず「診断士」という言葉を入れるようにしています。

中小企業診断士には、女性がぴったり

秋田舞美さん

女性診断士は、経営者の女房役にはぴったりだ、と思うんです。

女性を選ぶメリットというと、よく「女性の視点が活かせること」とかって言われますよね。たしかにそれもありますが、経営者には男性が多いので、男性診断士がアドバイスするよりも、女性が「社長、どうですか?」と言ったほうが、聞いてくれる場合がある。

たとえば、うまくいっている中小企業で、夫が社長で妻が経理、というパターンがありますよね。私は、営業戦略も同じだと思っていて、消費者に近く、物言いがやわらかく、さらには、経営者と一緒に仕事をするといった点でも、やっぱり女性診断士は向いていると思うんです。

中小企業診断士は、自らが事業を行う主体ではなく、あくまでも企業が伸びていくためのサポート役です。そういう意味で、どれだけ能力が高くても、結局は経営者を動かせるかどうか、がポイントなんです。たとえば、理論はあっても説明ができないとか、納得させられないとか、まぁ、馬が合わないとかだと、経営者を動かすのは無理ですよね。求められているのは、知識の量だけじゃないんです。そういう視点に立つと、女性診断士であることのメリットは大きいですね。

休むときは休む!

秋田舞美さん

私は、休むときは休んで、遊ぶときは遊ばなきゃいけない、と思っていて。なので、週に1日はなるべく仕事を入れずに、音楽を聴いたり、ピアノを弾いたり、最近また習い始めたお琴を練習したりして、過ごしています。

そのほかにも、着物の着付けや社交ダンス、アナウンススクールに通ったり、ゴルフを習ったり......。とにかく、好奇心旺盛なのは、遊びでも同じですね(笑)。でも、こうやって並べてみると、少しは仕事に関連していることも多いのかな、と。習いごとって、さまざまな方に会って、世界を広げることができるのが、いいですよね。

とは言え、どうしても忙しいときは、執筆や内部業務にあててしまうこともあるんですけど(笑)。

読者へのメッセージ

秋田診断士事務所のホームページのトップ画面に、「北海道を元気に!」とあります。私の場合は北海道ですが、皆さんが地域を愛し、そこに帰属していることがいちばんだ、と思うんです。

ですから、エゴイストになる、という意味ではなく、皆さん、自分が幸せになれる方法を探していってほしい。診断士としても、1人の人間としても、幸せになれる方法を探していけば、皆さんにとってのいちばんいい道が見つかるんじゃないか、と思っています。

(おわり)

秋田舞美(あきた まみ)
秋田診断士事務所代表、中小企業診断士。1978年札幌生まれ、2005年中小企業診断士登録、2007年秋田診断士事務所開業。2006年より、中小企業基盤整備機構北海道支部(現:北海道本部)で新連携担当として活動(現・アシスタントマネージャー)。

会社名 秋田診断士事務所
代表 秋田舞美
所在地 北海道札幌市中央区北5条西9丁目
ホームページ http://akita-co.jp/
E-mail info@akita-co.jp