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中小企業診断士の仕事

あしたをつかめ! 若手女性診断士の挑戦

取材・文:福島 正人(中小企業診断士)

【第2回】NHK教育「明日をつかめ~」に出演

取材日:2009年7月16日

受験2年目で見事、中小企業診断士試験に合格された眞鍋さん。ようやく、希望していた個店支援ができるかと思いきや、すべてが順調に進んだわけではありませんでした。

思いを胸に、コンサル会社へ飛び込む

― 中小企業診断士に登録して、希望だった個店支援ができるようになったんですか。

眞鍋貴子さん/岩田潤三社長

眞鍋:私自身は個店支援をやりたいと思っていたのですが、私の働いていた商店街振興組合連合会は、「商店街の支援」が役割です。せっかく診断士に合格したのに、自分のやりたいことができない状態でした。

そこで飛び込んだのが、現在働いている株式会社マネジメントブレーン(岩田潤三社長)です。岩田社長(写真右)は、中小企業診断士資格も持っていて、商店街の講演に来てもらったことがありました。当時は人材募集をしていたわけではないのですが、「私、勉強したいんです」と岩田社長の所に押しかけました。受け入れるほうもびっくりしたと思います。

― 募集もしていないコンサル会社に押しかけ...。積極的ですね(笑)。転職してすぐに、NHK教育テレビ「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」の出演話がくるわけですね。

眞鍋:入社して2ヵ月くらいたった頃です。突然、取材の話がきて、びっくりしましたね。

「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」は、いろいろな仕事で頑張っている新人をとり上げる番組です。その回は、NHKの岐阜放送局が担当でした。ディレクターの話では、昔から人気のあるコンサルティング業に興味をもっており、一番近い資格である中小企業診断士(中小企業診断協会岐阜県支部)に問い合わせをしたそうです。そして若手診断士はいないか、ということで私を取材していただきました。

テレビ出演で、大きな反響

― 番組の中では、「美容院の開業相談」と「日本料理店の経営改善」に取り組んでいましたね。

眞鍋貴子さん

眞鍋:2ヵ月前まで商店街連合会にいたとはいえ、単なるOLです。自分の中でもまだ、コンサルの体系化ができていない時期でした。ある意味、中小企業診断士の実務補習に近い感じです。財務診断をやったり、店内でヒアリングして組織のことを診断したり。実務補習でやるようなことを、たった1週間で、1人でやろうとしたら、パニックになりました。

特に、「日本料理店の経営改善」は、なかなか納得のいく提案が見つからなくて苦戦しました。自分なりの答えが見つかったのは、提案日の前日です。必死でした。徹夜で提案内容を仕上げ、何とか最後までやり遂げることができました。私にとっては初めての密着支援で、貴重な経験になりましたね。

― テレビ出演後の反響はどうでしたか。

眞鍋:若者向けの番組ですが、ありがたいことにたくさんの中小企業診断士の方に見ていただけたようです。私のことを覚えてくれて、「こういう仕事があるけどやってみない?」と声をかけていただくようにもなりました。

また、受験生の方にも多く見ていただいたようで、「試験に向けて、モチベーションが上がった」という声もいただきました。先日、大阪に行ったとき、「あの番組を見て、中小企業診断士を目指すことにしました」という方もいて、うれしかったですね。

中小企業診断士の受験勉強をしていても、合格後の姿が見えていない人は多いと思います。そういう意味では、こうしてテレビでとり上げていただき、合格後の姿をお伝えできてよかったですね。よい機会をいただいて、感謝しています。

(つづく)

眞鍋貴子(まなべ たかこ)
2006年中小企業診断士登録。2007年NHK教育テレビ「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」に出演。現在、株式会社マネジメントブレーン、NPO法人起業家支援ネットに在籍し、起業家支援や再生支援に取り組んでいる。

会社名 株式会社マネジメントブレーン
NPO法人起業家支援ネット