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中小企業診断士年代別座談会

取材・文:稲垣 秀行(中小企業診断士)酒井 喜久代(中小企業診断士)

【第3回】絶対合格を勝ち取る! 本番対応と応援メッセージ

2016年7月26日更新(取材日:2016年5月21日)

万全を期して臨んだはずの試験当日。しかし、想定外の事態に陥ることもあります。第3回は、そんな事態に遭遇したときの心の整え方のアドバイスと、受験生への応援メッセージです。

試験当日、頭が真っ白になったときの対処法

司会:最後まであきらめずに勉強してきたにもかかわらず、試験当日に頭が真っ白になったとき、皆さんはどのように立て直されましたか。

川崎(悟):私の年は、経済学がかなり難しかったんですね。問題を開いてびっくりしたんですが、自分が勉強してきたことを信じて開き直りました。「私がわからないなら、皆もわからない」と。特に、経済学は初日の1科目目で、その後も引きずりかねませんので、とにかくプラス思考を持つようにしました。25問中、12問が確実に合っていれば48点ですから、残りの13問中3問が合えば60点です。取れた感触がなくても、受かっていることは意外とあるものです。

川崎(朋):私の場合は、経営情報システムでしたね。問題を見た瞬間、これは絶対にテキストに載っていないと。そこで、まずはセオリーに則って、わかる問題から解きました。その後、気持ちが落ち着いてくると、会場の空気の重さも感じるようになり、「私だけじゃないんだ」と思えるようになりました。そこからは、最低何問を解かなければならないかを計算し、英語が得意な私は、英語の略語が多い専門用語に関する問題あたりから解きました。「プログラミング系の問題で求められるのは論理的思考だから、文脈を読んで」、といった感じで、自分の知識をフル活用して絶対に何とかする、という意識でやっていました。

星野:私は2次試験の話になりますが、事例Ⅳで問題を開いたときに、会場の雰囲気が変わったように感じました。傾向がガラッと変わっていたんですね。そのときは周りを見て、「私だけではなく、皆もわからないはずだ」と自分に言い聞かせました。自信があったわけではありませんが、ここまでやってきたのだから、あきらめずに書けば点は取れる、と。

野見山:私は経済学がまったくわからなかったのですが、元々苦手科目でしたので、「ここさえうまく乗り切れば、ほかで取り返せる」と前向きな気持ちに何とか切り替えました。どこで得点できるかを考えながら、何とか40点を取ろうと思ったんです。結果的には、ギリギリ何とかなったようです。こんな体験もありますので、苦手科目こそ40点未満を取らないことを目標に、徹底的にやることが大切だと思います。

同年代の受験生への応援メッセージ

司会:それでは最後に、今年受験される同年代の受験生へのメッセージをお願いします。

星野:同世代の受験生は少なく、残念ながら合格率も低いんですよね。しかし、年を取っているから不利ということはなく、逆にさまざまな経験を積んでいるため、気持ちが据わっていて応用も効く。社会人経験が長いことが強みになり、実務経験を試験に結びつけることができますので、そういった意味ではむしろ有利なんです。熟年パワーで合格率を上げてほしいですね。

川崎(悟):40代の方は、家族がいたりして時間の確保が難しいと思いますが、メリハリをつけ、土日どちらかは家族サービスにあてるくらいの気持ちでやってほしいです。一方、朝の時間帯は誰にも邪魔されない方が多いと思いますので、朝が苦手な方も、1ヵ月ほどは頑張って起きても良いのではないかと思います。

川崎(朋):30代は、さまざまなライフステージの方がいらっしゃると思いますが、最後の1ヵ月は、倒れてもいいと思うくらいの気持ちで知識を詰め込み、悔いなく1次試験に臨んでいただきたいですね。もう1つ、試験当日は難しい問題に遭遇してダメだと思っても、最後まで絶対に受け切ること。この2点が重要だと思います。

野見山:20代は経験が少ないため、勉強しなければならない範囲が広いのですが、いまは点数が低くても、最後の頑張りで合格点に乗ると思います。モチベーションの話をしますと、20代で資格を取ることは、大きなアドバンテージになります。30年経っても50代ですからね(笑)。合格すれば、経験豊かな方々と出会う場があって、自分の考え方も広がります。そういったゴールを見据えて頑張ってほしいです。

(おわり)

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