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中小企業診断士年代別座談会

取材・文:稲垣 秀行(中小企業診断士)酒井 喜久代(中小企業診断士)

【第1回】中小企業診断士を目指したきっかけ

2016年7月19日更新(取材日:2016年5月21日)

今回は20代から50代まで、各年代の中小企業診断士の方に集まっていただき、受験生時代の勉強への取組み方をうかがいました。年代ごとに特徴的なお話や、逆に年代を超えて共感できるお話など、多様な意見が飛び交う座談会となりました。

年代がわかる自己紹介、「初めて買ったCDは?」

司会:本日は年代別座談会ということで、20代から50代までお一方ずつにご参加いただきました。まずは自己紹介をお願いしたいのですが、年代別ということがテーマなので、「子どもの頃、初めて買ったCD」もぜひ教えてください(笑)。


写真左から野見山真成さん、星野裕司さん、川崎朋子さん、川崎悟さん

野見山:野見山真成です。20代で、2013年度にストレートで合格しました。勉強は、基本的に独学でやっていました。最初に買ったCDはSMAPやV6、よく聞いていたのは「世界に一つだけの花」です。

川崎(悟):川崎悟です。40代で、2014年度の合格です。勉強は途中でお休みしていますが、合計で9年かかっています。初めて買ったのは、CDではなくてレコードですね。兄にプレゼントしようとした長渕剛の「スーパースター」でした。たぶん、野見山さんが生まれる前ですね(笑)。

川崎(朋):川崎朋子です。30代の専業主婦ですが、予備校に通って2015年度にストレートで合格しました。初めて買ったCDは、たしかWinkの「淋しい熱帯魚」でした。

星野:星野裕司です。50代です。2次試験は1回ですが、1次試験で苦労して、2013年度に合格するまで5年ほどかかりました。初めて買ったレコードはLPで、ビートルズやサイモン&ガーファンクルでした。

キャリアアップにキャリアチェンジ。さまざまな志望動機

司会:当時の思い出がよみがえって話が盛り上がりますね。今回はさまざまな年代の方に集まっていただきましたが、改めて、勉強を始めたきっかけをお聞かせください。なぜ資格を取ろうと思ったのか、また、その中でなぜ中小企業診断士だったのか...。

星野:理由は2つあります。メーカーの営業マネージャーとして小売店の社長さんと話をする機会も多く、経営の話ができるようになりたいと思ったのが1つ。自営業をしていた父親の商売の大変さを見ていたこともあって、孤独な中小企業の社長さんに外部からアドバイスをできたらいいなと思ったんですね。もう1つは、定年後に、資格を取って自分でできることがあったらいいと思ったからです。

野見山:勉強を始めたきっかけは、「自身のスキルアップ」と「会社の業務に活かしたい」の2つです。就職活動をしていたのが2011年だったんですが、震災のあった年で内定率が悪かったんですね。そんな中でも内定を取れている人は皆、これという武器を持っている人たちだったんです。それを見て、「自分に何か武器を作らなければ」という思いが根底にあったのでしょう。その後、IT企業に入社し、研修担当の方が中小企業診断士だったこともあり、興味を持ちました。入社後はまず、会計知識をつけるために簿記1級を取ったんですが、これだけだと経営者の方が何を見ているのかがよくわからず、入社2年目に中小企業診断士の勉強を始めました。私はSEなのですが、得意の業界軸でも経営軸でも提案ができる、営業力のあるSEになることがいまの目標です。

川崎(悟):私は、当時勤めていた会社の先行きに不安を感じ始めたことがきっかけでした。入社当時は安泰と言われた会社が、数年経つと業績が悪くなってきたんですね。上場会社でも倒産するような時代になってきていましたし、当時従事していた仕事のノウハウを他に転用できることも少ないと感じ、このままでは不安だと。そんな環境を変えるために、何か資格を取ろうと思って中小企業診断士の勉強を始めました。

川崎(朋):私は、製薬会社の営業を産休・育休を含めて9年やり、営業成績もある程度出せて納得していましたが、そんな中で娘が保育園に連れていくたびに泣くため、「もうやることはやった」ということで辞めました。その後、娘が小学校に入って時間ができ、何か自分でやりたいと思って市の起業スクールに行ったのがきっかけです。そこで、中小企業診断士の方が講師をされていて、調べたら1年でも取得可能な資格ということでした。元々、アイデアを出したり相談に乗ったりすることは好きだったんです。ただ、普通の主婦がそういう話をしても説得力に欠けるなと思い、それなら1年で資格を取ってやっていこうと決め、勉強を始めました。

(つづく)

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