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診断士試験合格者の法則

取材・文:津田 まどか(中小企業診断士)

【第2回】合格に不可欠なスキルと留意点に関する5つの法則

第2回は前回に引き続き、勉強方法についての1つのルールと、スキルに関する4つのルールをご紹介します。

<法則4 徹底的に効率を追求し、メリハリをつける>

岩崎真朗さん
岩崎真朗さん

模擬試験のときは、問題を全部解き終わって時間が余っていても、見直さずに退室しました。知らないことばかりで考えてもムダなので。模擬試験に出るのは重要なポイントなので、すぐにインプットしたんです。(丸山芳子さん)

私は要領が悪いので、何でもまんべんなくやろうとしてしまうのですが、ストレート合格する方は、きちんと自分の苦手な分野を把握して、そこを徹底的につぶす学習をしていますよね。(岩崎真朗さん)

講師に「覚えなさい」と言われたことから覚えていました。(村越和香子さん)

ここからは、スキル編です。診断士試験は、知識を覚えているだけでは足りず、その知識を使えるスキルが身についていないと合格を勝ち取ることはできません。特に2次試験では、そのスキルが身につくまでに苦労を重ねる受験生が多いため、それぞれ試行錯誤しながら取り組んでいます。

<法則5 安定解答を作るためのオリジナルプロセスを構築する>

早坂裕史さん
早坂裕史さん

2次試験において、80分の手順である解答プロセスを固めることの重要性を語らない受験生は、ほとんどいません。

アウトプットで成果を出すために、試験時間80分のプロセスを作りました。過去問を80分で解く中で、プロセスを追加修正して、道具として使えるようにしました。(岩崎真朗さん)

解答を導き出すまでのプロセスは、問題用紙の汚し方に反映されます。(早坂裕史さん)

<法則6 パターンに頼りすぎない>

自身の解答プロセスは、事例問題を解きながら作っていきますが、その際に気をつけなくてはならないのが、型にはめすぎることです。

上品香代さん
上品香代さん

事例企業には個性があるので、パターンや過去の記憶に頼りすぎてはダメです。それぞれの事例企業の各設問に対し、「なぜ、その提案を導き出したのか」といった思考プロセスを説明できる必要があるのです。(上品香代さん)

<法則7 小手先のテクニックに走らず、わかりやすく伝える>

私は、「わかりやすく伝える」ことを重視していました。どんなに自分が正しいことを書いていると思っても、わかりやすく書かないと、採点者には伝わらないですよね。聞かれたこと「だけ」に答えることです。(筆者)

(10年間受験期間を経た経験から言えることは)「80分間で60点を取れればいい」、「わかりやすく伝わりやすい答案を心がける」という2点に尽きます。(伊藤孝一さん)

<法則8 自分が選んだやり方をとことん貫く>

最近は、学校や市販書籍のみならず、受験生支援団体などからも、さまざまなテクニックを情報として入手することができます。合格のためのテクニックは多種多様ではありますが、コロコロとやり方を変えることは、かえって遠回りです。

どの学校にも一定の合格者がいるということは、どのようなやり方でも、解答の精度を高めれば合格できる試験なのではないでしょうか。論理矛盾がなく、わかりやすい文章であれば、合格できる。自分が習った方法をあまり変えず、突き詰めていくことが一番の近道と言えるかもしれません。(山口大樹さん)

学校を含めて、信じたやり方をやり抜くことですよね。(坂井亮介さん)

ブレないことが重要です。(丸山祐哉さん)

【受験生に役立つ支援事例】

(つづく)

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