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目指せ! 中小企業診断士

荒牧裕一さん(荒牧総合研究所代表・中小企業診断士)に聞く 中小企業診断士資格――その魅力を探る

取材・文:株式会社同友館編集部

【第1回】私の資格取得歴

取材日:2009年7月1日

中小企業診断士試験を受ける方は年々増加し、いまや人気資格の1つとなりました。ではいったい、その魅力はどこにあるのでしょうか。数々の資格を取得されている"資格王"・荒牧裕一さんに、中小企業診断士資格取得の意義や、ダブル・トリプルライセンスのメリットなどを伺いました。

「情報」部門を選んだ理由

― 中小企業診断士資格のほかにも数々の資格を取得されている、荒牧裕一さん(荒牧総合研究所代表)。本日は、中小企業診断士を目指す読者の方のために、中小企業診断士資格の魅力をはじめ、さまざまなお話を伺っていきたいと思います。 まずは、荒牧さんの資格取得歴について、お話しいただけますか。

荒牧:話すと長くなりますが......(笑)。

荒牧裕一さん

私は、最初は司法書士試験の受験生でした。昭和63年に、運よく司法書士に合格して、その後すぐに税理士試験を目指したのですが、独学ではやはり難しく、科目合格しかできませんでした。そこで、税理士よりも少し簡単そうな中小企業診断士に"転向"したのです。

当時は、「商業」、「工鉱業」、「情報」の3部門に分かれていましたが、迷わず、「情報」を選びました。と言うのも、当時の私はコンピュータに関して素人だったので、その勉強のきっかけにしたかったからです。

中小企業診断士の科目免除を得るために、まずは第1種情報処理技術者(現在の応用情報技術者)の勉強から始めました。そして、情報処理と中小企業診断士を並行する形で勉強し、平成5年に無事、中小企業診断士に合格。同時期に、情報処理のシステム監査とシステムアナリストにも合格できました。

その後は、TOEICや米国公認会計士といった国際的な資格や、建設・不動産業界の仕事に直結するマンション管理士、建設業経理士、福祉住環境コーディネーター等の資格を取得しました。さらに現在は、法科大学院の社会人コースに通って、司法試験を目指しています。

「自己実現」の欲求を満たすために

― 荒牧さんの名刺には、「秘書検定1級」、「1級色彩コーディネーター」といった資格も書かれていますよね。

荒牧裕一さん

荒牧:はい。文系・理系、国境、さらには性別も、私にとっては無関係ですね(笑)。でも一応は、「ビジネス関係」の資格に限定しているんですよ。色彩の勉強も、パンフレットを作成したり、Webページのデザインを考えたりする際、非常に役立っています。

― たしかに、荒牧さんのWebページ(http://www.aramaki.com/)はカラフルですね。とは言え、最初に司法書士に合格したなら、それで開業したほうが儲かったのではないですか。

荒牧:もちろんです。当時はバブル景気の初期でしたから、うまくすれば今頃は、外車を買えていたでしょうね(笑)。でも、もしそうしていたら、その後にコンピュータや英語の勉強をすることもなかったですね。外車を運転するために、運転免許はとったでしょうけれど......(編集部注:荒牧先生は、運転免許を持っていません)。「マズローの欲求5段階説」で言う「自己実現」の欲求を満たすには、いまのほうが断然充実していると思います。

(つづく)

プロフィール・会社概要

荒牧裕一(あらまき ゆういち)
昭和40年愛知県名古屋市生まれ。同志社大学法学部卒業後、建設・不動産関連企業に就職。退職後、平成12年荒牧総合研究所を開業し、建設業経営の支援やITコンサルティング、各種セミナー講師、受験指導を中心に活躍中。『貸金業務取扱主任者「超重要」予想問題225』等、著書多数。

会社名 荒牧総合研究所
代表 荒牧裕一
所在地 大阪府大阪市中央区鎗屋町1-3-10-801
TEL/FAX: 06-4794-0301
E-mail: office@aramaki.com