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受験生座談会―活躍する診断士を目指して

司会:村橋保春

【第2回】合格に向けての勉強法

司会:村橋保春
参加者:花畑裕香/ 伊東拓/伊藤和志

取材日:2008年09月30日

司会:皆さんは今どのような方法で勉強していますか。苦労話も含め、お話しください。

1次試験と2次試験は別物

伊東氏:例えるなら、1次試験は整備された登山道であり、健康体なら人によって時間伊東氏は大きく異なっても登ることはできるのかなと思います。それに対し、2次試験は山頂に10~15メートル位の垂直な壁のロッククライミングでしかも上のほうは霧がかかっていてどこまで登れば良いのか正確にはわかりにくい。ただ、ある意味距離は短いので登れてしまう人は早く登れるのではないかと思います。1次試験は、高校位までの勉強に似ており、理解出来れば点数が取れる。でも、2次試験は理解出来れば点数にそのまま結び付くとは限らない。「理解」と「出来る」のギャップが大きいのだと思います。

伊藤氏:自信がないわけではありませんが、いつになれば2次試験に合格できるの?という感じです。つかみどころのない試験だという人も多いですが本当にそう思いますね。
 コンサルタントをやっているからといって実際の会社をイメージして自分の意見だけを解答しても合格はできないだろうし、そもそも要求されていることがかなり曖昧です。
 事例の本文から解答の根拠を見つけ出し、検討、編集する。相手が求めていることを探りながら紙上で提案する。つまり、2次試験は「紙上コンサルティング」という位置づけですね。

花畑氏:私は、予備校に通っていましたので、予備校の講師や受験仲間から勉強を教わっていました。予備校では、講師の方が愛想を尽かす程の質問や相談をしていましたし、受験仲間とは主に勉強方法や取組み方法について情報交換をしていました。
 例えば、2次試験に関しては、先に設問から読むのか、本文から読むのか、時間配分は、これはこう捉えるのではないか、など話し合い、自分に合った勉強方法や取組み方法を探しました。
 また、「502教室」という診断士受験生のコミュニティサイトがあります。そこでは、受験仲間や診断士の先輩から様々な情報やアドバイスをいただき、とても参考になりました。

仲間で情報交換、教えることが一番の勉強

司会:花畑さんは、予備校のほかにインターネット上での情報交換もされていたのですね。伊東さんも予備校に通っていたとお聞きしていますが、他の受験生との情報交換などがやはり役立ったと思われますか?

伊東氏:勉強仲間に比べ、学習環境が良かったため、勉強の進みは早く、皆に教えることで逆に自分自身の頭の中が整理できました。

伊藤氏 

伊藤氏:私は独習派です。励ましは飲み会で頑張ろう!のみです。
 診断士受験生の中ではともに教え合うということもあるのですが、教えているほうが相手に質問していないことまで熱心に教えている、という光景をよく目にします。もともと診断士を目指す人は「教え好き」な人が多いこともありますが、教えることで自分の頭の中を整理し、自らの力を高めているのだと思います。人に教えることは自分の成長につながります。
 ただ、最終的には自分に合った勉強法は自ら見つけるしかないと思います。自分が納得して方向性を決め、あとは地道に繰り返すのみ。人のことは言えませんが、他人に依存していては合格は難しいのかもしれません。

(つづく)