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目指せ! 中小企業診断士

新人中小企業診断士座談会―資格取得で人生の新しいステージへ

司会:福島 正人
参加者:穐本 仁 /  金井 啓 /  新木 啓弘 /  毛利 真希子

【第9回】中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

とりあえずやってみたらいい!!

司会:それでは最後に、これから診断士を目指す人へのメッセージを、お1人ずついただきたいと思います。新木さんからお願いします。

新木:まずビジョンを持っていることが大事ですね。何になりたいかということが、必ず必要だと思います。それで診断士が、その目標に通じるのであれば受ければいい。ビジョンを持って受けるのであれば、あきらめないで続けられるのではないかと思います。まず「何がしたいか」といういちばん最初のビジョン、経営と同じように個人のビジョンがあると思うのです。

司会:なるほどね。ビジョンを持ちましょうと。そうすると、やはり勉強も身が入るしと。

新木:はい。あきらめない。

司会:わかりました。ありがとうございます。では金井さん、お願いします。

金井:私は逆に、気楽にね(笑)、まずやってみたらどうだろうと。ごちゃごちゃ考える前にちょっと入ってみて、つまらなければ引き返せばいいわけです。これを読んでいる方は、「診断士はどういうものだろう」というイメージを、多少は持っていらっしゃると思うのです。だからまず、学校に入らないにしても、私がやったように本を1冊、2冊、実際にちょっと勉強してみる。

そのあとですよね。本気で目指すとなった場合にはやはり今おっしゃったようにきちんとしたビジョンがないと、そんなに簡単な資格ではないと思います。ただ、そんなに手が届かない資格でもない。絶対的なものではないですけれども、何かの切符にはなるのではないかと思いますので、まずは手にとって、「企業経営理論」だけでも勉強する価値はある。

別に合格、不合格は関係ないと思います。不合格でも、知識があるとないとでは全然違う。資格がなくてもコンサルで活躍している人がいっぱいいるわけですから。ただ言えることは、資格をもっていない方でもそういう知識を持っていますね。そういった意味では、やることが幅広い資格ですから、ビジネスをやる人にとっては何かしら応用がきくのではないかということです。

司会:それは、社会人としては必ず役立つのだと。

金井:絶対に役立つものであり、これからのビジネス・パーソンとしては必須のスキルだと思います。まず資格云々の前に、経営を学ぶということは、ビジネスの世界で仕事をしているかぎり、どの分野に行くにしても最低限、必要なのではないかと思います。

司会:ぜひ勧めたいという感じですね。

金井:ぜひ! まずは見てみろと。

診断士の活躍する場はいっぱいある

司会:なるほど、いいですね。ありがとうございます。では穐本さん、お願いします。

穐本:診断士がお役に立てる場面というのはまだまだたくさんあると思います。活躍の場はいっぱいあるのでぜひがんばって取っていただきたい。

司会:私も活躍する場はいっぱいあると思っているのです。ただ、数も足りないし動ける人も足りない。そういう意味ではどんどん受験してどんどん合格して、診断士として活動してほしいですよね。わかりました。ありがとうございます。次は毛利さん、メッセージを。

毛利・穐本さん

毛利:受験勉強中も取得後も、すごくすてきな人と数多く出会えるということがこの試験の魅力ではないかと思っています。あと勉強の内容に関しても、いろいろな教科を勉強することで、本当に社会人にとってはいい勉強になるし刺激もある。知らなかったことを社会人になってから知るということは本当にいいことだと思います。

ですから「ちょっと難しそうだな」とか、「興味はあるけど私には無理だ...」ということであきらめるのであれば、多分あとで後悔すると思うので、ぜひ1回は覗いてみてほしいです。

たしかに、簡単な試験ではないのですけれども、自分自身も受かると思っていなかったのに合格できたので、きっと、思っている以上に絶対無理ということはない。やってみて、それで違うと思うならばやめればいいので、ぜひ挑戦はしてほしいです。

司会:ぜひ挑戦はしてほしいという感じですか。私も難しさ的にも、ちょうどいいぐらいではないかと思うのです。あまり簡単すぎてもありがたみがないし、やはりちょっとがんばれば届く範囲にはあると思う。

そろそろ時間ですね。本日は長時間ありがとうございました。貴重な体験談をお聞きできてよかったと思います。これからもぜひ一緒に診断士の世界を盛り上げていきましょう!

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 「中小企業診断士を目指そう!」と思った瞬間が、人生の転機かもしれません。今回登場いただいた4人も、診断士を目指さなければ、きっと出会うことはなかったでしょう。目を輝かせながら語る4人の新人診断士に出会って、そんな感じをうけました。

 最初から経営の知識があったわけではないし、合格できる自信があったわけでもない。誰もが最初は初心者です。試行錯誤しながら厳しい試験勉強を乗り越えて、合格をつかんでいます。診断士として新たなスタートをきった4人は、とても生き生きしていて、輝いている気がしました。

 この記事を読んで、もし診断士に興味を持った方がいれば、ぜひチャレンジしてください。簡単に合格できる資格ではないかもしれませんが、勉強をはじめれば新しい世界が見えてきます。来年このコーナーで、「新人診断士座談会」に登場しているのは、もしかしたらあなたかもしれません。

(司会担当:福島 正人)

(おわり)