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勤務先での資格の活かし方

がんばる企業内診断士

企業内診断士のパラレルキャリア

司会・文:山田晃裕(中小企業診断士)

【第3回】中小企業診断士という「権利」をフルに活かす

取材日:2014年11月30日

企業内診断士の「パラレルキャリア」についての座談会の最終回は、診断士資格をどのように活かしているかについて、お伺いしました。

今までになかった新しい世界との接点ができる

司会:診断士活動が本業にプラスに働いたというお話はこれまでいくつか出ていましたが、診断士活動がプライベートや皆さんのライフスタイルにおいてプラスになったエピソードは、ありますか?

神宮司絢佳さん
神宮司絢佳さん

神宮司:私が中小企業診断士になった時、両親がとても喜んでくれました。「そんなすごい資格をとったの?」みたいな。思いがけず、親孝行になりました。

宇都:私は、両親が報奨金をくれましたよ(笑)

神宮司:私は、また一つ違う世界ができたことがよかったと思っています。職場やプライベートの世界とは別に話ができる場があることで、気持ちが楽になる時があります。

三上:友人の年齢幅が広がりました。若い方から、すごく年上まで。

神宮司:知り合いの中小企業診断士は、以前家族とテーマパークに行く時は渋々だったのが、今では、自然とコンサルタントの目線で楽しめるようになったそうです。「どうしてここは、こんなに混んでいるのだろう?」と考えるようになったとか。

黒川:私も、旅行が楽しくなりました。「地産地消」というキーワードを見かけると、地元の人とコミュニケーションをとらずにはいられない(笑)中小企業診断士になる前と比べると、積極性が増しましたね。

宇都:中小企業診断士は、すぐ名刺交換しますよね(笑)

司会:中小企業診断士になって、たくさんの人に出会い、刺激を受けることで、社交的になったというのは納得ですね。

三上:飲み屋で隣のテーブルにいる人たちに、話かけられるようになりましたね(笑)

中小企業診断士にしか入れない世界

司会:資格をとったものの、あまり活動ができていない企業内診断士の方は決して少なくありません。これからパラレルキャリアを築きたい企業内診断士は、何から始めればよいのでしょうか?

座談会風景
座談会風景

三上:自分に興味がある研究会に参加してみるのはいいですね。1人で参加しにくいなら、知り合いをみつけて、協会の支部活動などに連れて行ってもらうといいかもしれません。以前、私が所属している板橋区中小企業診断士会に参加したいという方がいたのですが、私は当日行けない日だったので周りの人に根回しをしたら、ちゃんとフォローしてくれました。後日、その方から「すごく雰囲気がよかったので、入会することにしました」とご連絡をいただき、嬉しかったですね。

神宮司:1つ居場所ができると、楽になります。診断協会会員の方は、イベントのお知らせが来たら、まずは行ってみることをおすすめします。1人で来ている人も多く、名刺交換をして交流を図っているので、スムーズに入っていけます。スプリングフォーラムや秋大会などは、大きいイベントなのでおすすめです。支部などが主催しているコンサル塾にも、診断士7年目、8年目という方が結構いらっしゃいます。私は最初、先輩から「顔見知りをたくさんつくれば、どこにいくにも気持ちが楽になる」と言われました。どこにいくにも、誰か1人でも知り合いがいれば、アウェイ感がなくなりますよね。

黒川:受験生時代の勉強仲間に声をかけて、診断士活動に一緒に参加させてもらうのもいいですね。私も、商店街支援は同期の仲間を誘って一緒にやっています。実務補習の指導員を頼ってみてもいいかもしれません。

宇都:いずれにしても、何もやらないのはもったいないですよね。それだけは伝えたいです。本業ではなかなかできないことができる機会を得られる、貴重な場です。

三上:私は、診断協会の年会費分以上の価値を取りに行く活動をしようと思っています。年会費を払っているから、活動しようという気になります。

神宮司:本業ではできないことができる権利を得られると考えたら、金額以上の価値がありますよね。

黒川:アミューズメントパークの入場料みたいなもので、そこに入ってどのアトラクションに乗るのかは、その人の自由です。入場料を払って何もしないのはもったいないし、待っているだけでは何もいいことはありませんから。

司会:中小企業診断士でなくては入れない世界ですから、大切にしたいですよね。

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(おわり)

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