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勤務先での資格の活かし方

がんばる企業内診断士

企業内診断士のパラレルキャリア

司会・文:山田晃裕(中小企業診断士)

【第1回】企業内診断士として走り抜けた1年間

取材日:2014年11月30日

今回は、社外で積極的に診断士活動に取り組む2年目診断士4名にお集まりいただき、各々の活動や価値観、本業以外に社会的活動の場を積極的に持って取り組む企業内診断士としての「パラレルキャリア」について、お伺いしました。
 その第1回目では、お集まりいただいた4名の方々に、ご自身の診断士としての活動状況等について、お話しいただきました。

会社員と中小企業診断士の二足のわらじ

司会:本日は、企業内診断士として診断士資格を単なる自己啓発に留めずに、積極的に活用している皆さんに、活動内容や今後の方向性などを伺っていきたいと思います。最初に自己紹介、そして現在、中小企業診断士として具体的にどのような活動をされているか教えてください。

宇都啓介さんと三上友美恵さん
宇都啓介さん(左)と三上友美恵さん

宇都:宇都啓介です。(一社)東京都中小企業診断士協会城西支部所属です。金融機関で企業向けの融資をしています。最近は、プロコン塾の受講や研究会での商店街支援を行っています。それ以外にも、研究会で財務診断力のアップを目指す勉強会のリーダーをしています。立ち上がり当初から参加していて、2年弱が経過しました。参加者は税理士、公認会計士、社会保険労務士、弁護士等のダブルライセンスの方も多く、お互いがスキルを高めあっています。先日は、支部の成果発表会にて、研究会の代表としてプレゼンをしてきました。

三上:三上友美恵です。城西支部、板橋区中小企業診断士会に所属しています。書籍の卸売業という特殊な業界で書店営業を21年間しています。支部活動では総務部に所属していて、企業内診断士の活動を活性化させる城西若手活性化プロジェクトに参画しています。各支部が集う企業内診断士交流会では、幹事を2年間務めました。それ以外では、昨年は1年間診断士の受験生支援、最近では複数の商店街支援をしています。板橋区中小企業診断士会では、東京商工会議所の板橋区女性起業家経営サポート事業に参画し、女性起業家を増やすための創業支援をしています。

神宮司:神宮司絢佳です。中央支部に所属してビジネス創造部の副部長と支部の執行委員をしています。勤務先は、広告制作や販売促進の会社で、マーケティングの企画や海外事業部のリーダーとして新たなビジネスの創造にも携わっています。診断士活動は3つの軸で行っており、1つ目は支部や協会の活動です。ビジネス創造部では、支部の中でどうやって新しいビジネスをつくり会員の方にもメリットをご提供できるか、という取組みをしています。2つ目は商工会議所等のセミナー講師で、マーケティングの分野などを中心に登壇しています。3つ目は創業支援等のコンサルティングです。最近、1年間支援をしてきたお稽古サロンがオープンして、自分も嬉しくなりました。女性経営者が自分のノウハウを活かしてサロンをやりたいとのことで、女性診断士4名でチームを作り支援をしました。

神宮司絢佳さんと黒川敦さん
神宮司絢佳さん(左)と黒川敦さん

黒川:黒川敦です。城北支部に所属して、情報化推進部でホームページの管理をしています。IT企業に勤めており、ソフトウェア製品の技術営業をしています。中小企業診断士として1年間継続しているものが主に2つあります。1つは商店街支援で、11名の中小企業診断士で構成されるチームのリーダーです。もう1つは、東北の復興支援にサポーターとしてクラウドを使って遠隔地から支援をしています。インターネットを使うため、就業後の夜や土日でも活動可能で、企業内診断士でも取り組みやすいです。

神宮司:私は、研究会にも興味はありますが、自分がやっていきたいことを考えた結果、支部や協会の活動の方の優先度が高くなり、研究会には参加できていないです。

黒川:私は、研究会4つと北区の診断士会の計5つに入っています。その1つの経営革新計画・実践支援研究会では、経営革新計画の取得企業を訪問してフォローアップする機会をいただいており、訪問した企業が今年の東京都経営革新の奨励賞を受賞しました。大企業に勤めているため、企業や新事業のスタートアップに携わる機会が少ないため、とても刺激になりました。

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(つづく)

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