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がんばる企業内診断士

企業内診断士の異業種交流会を実施

平野 恵(中小企業診断士)

【第2回】80人の企業内診断士が一堂に!

取材日:2010年8月26日

第2回目となる今回は、平成22年8月に開催された企業内診断士の異業種交流会当日の模様を、お伝えいたします。

ついに開催当日!

8月26日、ついに異業種交流会当日です。

田町にあるNECの福利厚生施設に、企業内診断士約80名が集結。当日は、取材関係者も訪れました。

<当日のアジェンダ>
<各社参加人数>
18:30 開場
19:00 開会
19:05 乾杯の音頭
19:10 各社診断士の会紹介
19:30 ワイガヤ立食
20:00 事前アンケート結果報告
20:07 抽選会
20:30 ワイガヤ立食
21:00 集合写真
21:05 閉会の御挨拶
アサヒビールグループ 11名
キヤノングループ 17名
清水建設 5名
パナソニック電工グループ 3名
富士通グループ 20名
NECグループ 25名
(取材関係者) 3名
(敬称略・幹事社以外はアイウエオ順)

各社診断士の会の紹介は、大盛り上がり

開場と同時にどんどん人が集まり、名刺交換が盛んに行われるなか、パナソニック電工創研の丹田さんと、NECの村木さんという美男美女カップルによる司会で、会がスタートしました。今回のホスト企業・NECの参加者が乾杯の音頭をとると、会場は一気に熱気に包まれます。

そうして迎えたのが、各社診断士の会の活動紹介。企業内診断士の会の先駆者であるアサヒビールグループ診断士の会を筆頭に、各社が活動内容を紹介します。発足したてで、これから活動していこうとする会からは、決意宣言も飛び出しました。

実は、事前の幹事会では、「20分も立ちっぱなしで人の話を聞くのは、参加者の皆さんがつらいのでは?」などと危惧する声も聞かれました。ところが、フタを開けてびっくり。各社リーダーの皆さん、本当に話し上手です。会場内が笑いに包まれることも多く、あっという間に時間が過ぎ去りました。

前述したとおり、もともと、「他の企業内診断士がどんなことをしているのか」に対する興味も大きかったのでしょう。参加者の多くが真剣に話を聞く姿や、刺激を受けている様子がうかがえました。そして、事後アンケートでは、「よその取組み内容をもっと聞きたい」という声まで寄せられたのです。

事前アンケートの結果報告や抽選会も実施

今回の開催にあたっては、事前に参加者へのアンケート調査を実施し、当日はその発表も行われました。6社89名分の企業内診断士の実像が明らかになり、企業内診断士に焦点を当てたデータとしては、かなり貴重な資料になったのではないでしょうか。

結果からは、実務ポイントの獲得に困っていると思われた企業内診断士の56%が、独自ルートで無償での案件を獲得している事実や、診断士活動満足度(平均49.7点)、1ヵ月の診断士活動時間(平均10.7時間)など、企業内診断士の実態が明かされました。特に、1ヵ月の診断士活動時間については、0時間と答えた方が2割に上り、企業内診断士がなかなか診断士活動に従事できていない現状が浮き彫りにされました。

また、こうしたイベントでは恒例の抽選会も行われました。今回は、異業種交流会ならではの商品が目白押しです。参加企業のキヤノンやアサヒビールから、カメラやビール、レストラン券などのうれしい品々がそろいました。

「もしも、提供企業の商品が、提供企業の診断士に当たったら...」

そんな懸念どおり、アサヒビールの商品がアサヒビールグループの方に当たるシーンもありましたが、ホスピタリティあふれるアサヒさん、スマートに辞退されて、抽選会は一段と盛り上がりました。また、取材にきた記者さんや幹事の1人も当選するなど、抽選会は参加者全員を巻き込んでの楽しいイベントとなりました。

途絶えることのない名刺交換、尽きない会話、思いがけない人との再会や新しいビジネスの話など、会場内は大いに盛り上がり、会はいつまでも終わりがこないかのように思われました。しかし、終わりの時間はやってくるものです。

参加者全員で集合写真を撮り、迎えるは、富士通新潟システムズからの参加者による締めのご挨拶。会社の枠を超えて集まることで、この会が企業内診断士や中小企業診断士全体の活性化、ひいては中小企業や日本への貢献につながる、といった会の趣旨をまさに代弁してくださる、素晴らしいスピーチをいただきました。

参加者全員で集合写真
参加者全員で集合写真

こうして、大盛況のうちに、異業種交流会は終わりを迎えました。

(つづく)