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独立直後の診断士をレポート

駆け出し診断士の奮闘記

<駆け出し診断士の奮闘記(6)>

文:眞本 崇之(中小企業診断士)

【第3回】日々学びながら、成長を実感[2]

自力で受注したコンサル案件

現在、独立して10ヵ月が経ちました。独立1年目を振り返ってみると、IT研修の講師を務めながら、自治体や商工会議所から依頼された経営診断、先輩診断士に付いて支援業務のお手伝い、補助金申請などの支援、マーケティング調査といった仕事をこなしてきました。

最近、ようやく自力でコンサル案件を受注することができました。自力とはいっても、数名で提案した結果として、受注できた案件です。しかし、これまでの先輩診断士から仕事を紹介していただくスキームから、私がリーダーとして携わり、自らの手で案件を受注できたことは、一歩前へ進んだと実感できる経験です。

きっかけは、知人の税理士のお客様が、新規事業を検討しているとご紹介を受け、企画提案の機会をいただきました。そして、2ヵ月ほどのヒアリング・調査・検討を経て提案した結果、新規事業として採用が決定しました。クライアントの社長からは、「感銘を受けました」、「提案結果に満足しています」、「提案の実施が決まりました」、「新規事業に密にかかわっていただきたい」といった内容のお手紙をいただきました。案件として受注できたことも嬉しかったのですが、やはり経営者に評価され、感謝されたことのほうが嬉しく、診断士冥利に尽きる感動を味わいました。

晴れて当案件は、提案案件から、事業スタートに向けた継続的な支援案件へと進展しました。現在は、新規事業に合わせて新会社設立、金融機関からの融資が決まり、事業開始に向けて動き出しています。新規事業の実現、さらには事業成功に向け、これからが支援案件の始まりであり、全力で貢献していく所存です。

独立診断士として、ようやく一歩を踏み出せたかなと、自身の成長を感じ始めた頃、昨年産まれた娘は生後9ヵ月となり、つかまり立ちができ、赤ちゃん言葉を発するようになりました。目に見えて、毎日の成長を実感できる子どもと比較すると、私の歩みは遅いものです。しかし、この1年間で多くの経営者や先輩診断士と接し、案件を1つひとつこなしていくにつれ、着実に経験値が上がっていることを感じています。

私の奮闘記は、ここまでとなります。これからも「ありがとう」の初心を忘れず、1つひとつ果敢に挑戦し、成長していきたいと思います。いつかまた成長した姿をお見せできるよう、これからも奮闘を続けます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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(おわり)